star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

濾胞腺腫瘍が見つかった経緯と手術を決めるまでの流れ

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きっかけは会社の健康診断でした。

 

会社で行われる年1の健診。いつも通りに苦手な採血目つぶってがんばって、いつも通りにまっずいバリウム飲んでグルグル回されて、いつも通りに笑い上戸なおじいちゃん先生の問診受けて、毎年着実に増えてる体重笑われて終わるはずだった。

 

「あれっ。腫れてるねぇ。」首を診察した先生の手が止まった。上向いて。正面向いて。つば飲んでみて。もう1回。「やっぱり腫れてるね。ちょうどそこに病院あるし、一度なんで腫れてるか調べてもらった方がいいよ。」

 

健診の結果と一緒に紹介状書くね、と言われたが、そういや最近疲れやすいなぁと都合よく考えて、何だか具合が悪くなったような気になって、早速有休を取得して紹介状を待たずにちょうどそこにあった病院を受診。

 

あとから知ったのですが、近くにあるからなんて気軽に紹介されたその病院は、関東だったらここ、と言われるような、甲状腺専門の有名な病院でした。

 

初診は問診と採血。採血の結果は1か月後。1か月後、検査の結果を聞きに向かうと甲状腺ホルモンの値に異常はなし。でも腫瘍マーカーとして参照される数値がかなり高いってんで悪性腫瘍の方向で今度はエコー検査と細胞診(腫瘍に針を刺し、細胞を採取して調べる検査)。この検査の結果もまた1か月後。

 

そうしてようやく下った診断は「濾胞腺腫瘍」or「濾胞腺がん」。エコーや細胞診ではここまでが特定の限界。これ以上は、病巣を切り取って病理検査しないと確実なことは分からないそうです。さらに説明は続きます。血液検査の腫瘍マーカーは、悪性じゃなくても高くなる場合があること。大きさは5cmくらいで、手術を勧め始める最低値であること。

 

ひと通り説明を終えた先生が一度帰ってじっくり検討してもらって・・・と言いかけたところで「切ります。」と即答する私。えっあっそう、じゃぁ手術の方向で、ということで手続きを進めてもらいました。


手術は半年後に決定。周囲からずいぶん遅くない?!と驚かれたし、私も本当にそれでいいのかなと不安になりましたが甲状腺癌は非常に進行が遅い癌だから大丈夫、と説明してもらいました。まぁ緊急性があると判断してたらもっと優先してくれるでしょうとも思ったし、落ち着いて準備できたのは良かったと思ってます。

 

手術の詳細など、その後の経緯はこちらからどうぞ↓

 
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