star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

手術前検査(甲状腺の摘出手術・卵巣嚢腫の腹腔鏡下摘出手術)

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 手術が決まると、様々な術前検査というものを受けました。これは甲状腺のときと、卵巣のときで共通点が多かったのでまとめて紹介。()内にどちらの病気でやった検査か書いておきます。

・採血(卵/甲)
 これは術前に限らずしょっちゅう。血管が細くて採りにくいらしく、どちらの病院でも毎回担当の人を多かれ少なかれ困らせてた。採血の痛みはこれくらい、って記憶はできたけど、慣れるもんではない。今でも刺してるところは絶対見られない。

・エコー(卵/甲)
 一番何ともない検査。ゼリー塗ったくって患部にスキャナー?押し当ててくりくりやるだけ。よく見ようとして押し付けられると痛かったり苦しかったりは若干あったけれど。あれ、押し付けるほど見えるもんなんですかね。なんかそこだけアナログな感じで面白いですね。

・MRI(卵/甲)
 体を輪切りの状態で撮影する画像診断の機械。別に痛いことはないんですが、音と圧迫感は慣れなかったな。防音用のイヤホンをかぶせてもらうけど、いったい何の意味が?ってほどうるさいし、閉所恐怖症などまったく無い私ですが、機械が迫ってきて身体を覆う瞬間はやっぱり怖くて目を閉じて耐えました。それから、手術用のこの検査では、より鮮明に写るように造影剤という薬を腕からの注射で入れます。この薬、副作用がまぁまぁ強いらしく、検査の前に同意書を書かされます。同意書が出てくるとけっこうビビる。この薬が入ると、入ったところから反対側の腕→胸→腹→足へとカーッとしたなにか変なものが体を駆け巡る感じで、かなり気持ち悪かったです。ただ、ひどく気持ち悪さを感じたのは一番最初にやった甲状腺の術前検査で、数か月後に卵巣の検査で受けたときはそこまでカーッとした感じが無かったです。量なのか慣れなのか。

・肺のレントゲン(卵/甲)
 どちらも全身麻酔の手術だったので、人工呼吸器を使うために肺のレントゲン検査を受けました。これは特筆するようなことは何もなく、健康診断と同じだった。

・肺活量の検査(卵/甲)
 こちらも人工呼吸器のための検査。思いっきり吸って思いっきり吐いた時の肺活量と、思いっきり吸って一気に吐き出した時の勢い?量?を測られます。これが一番おもしろ検査だった。検査士さんの合図に合わせて吸ったり吐いたりするわけだけど、甲状腺の時には検査士さんが「吸って~~吸って~~~吸って~~~~~~~、ハイッ
!吸って!!!」とまさかのお約束ボケをかましてくれるし、卵巣の時の検査士さんは若い男の子で、修造ばりにアツくアツく「吸って!もっと!もっとです!!!」応援されるし。これだけは何回もやっていい。まぁ1回で終わるんですけど。

・歯科衛生士の問診(卵)
 これまた人工呼吸器がらみ。人工呼吸器を使う際は口から空気を送るための管を差し込むそうです。この管を入れるときに喉頭鏡?だったかな、器具を使うらしく、その器具が弱い歯に当たると折れたりしてしまうため、事前にグラグラしてる歯がないかの確認をされます。歯科衛生士さんに診てもらったのは卵巣の時だけでしたが、甲状腺の時も注意事項として説明され、悪い歯があれば事前に治療しておくように言われました。

・声帯の確認(甲)
 甲状腺は声帯のすぐそばにあるため、事前に鼻からちっちゃ~いカメラを入れて声帯の位置や状態を検査します。俯き姿勢をとって、細長いホースを鼻からスルスル入れられて、ツバ飲んだり声を出したりします。ちょっとムズムズするくらいだよ、とお医者さんに言われて受けたのに術前の検査ではけっこう痛かった。鼻から水が入っちゃったような、ツーンとする痛さです。術後も声帯が正常に動いてるか確認するために同じ検査をするんですが、その時は全然痛くなかったです。

・検尿(卵)
 これは何のためにやったのかよく分からない。健康診断と同じようにコップにオシッコとって試験管に移すだけでした。


検査はこんなところでした。ちなみに、検査した時の診察料は、MRI、エコーなどの画像系が入ると5~8千円くらい、それ以外は3~4千円くらいでした。

 

★実際の手術の様子はこちらから↓

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