star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

子宮内膜症(卵巣)の腹腔鏡下手術後5か月め外来(ジエノゲスト再開1ヶ月経過)

f:id:star_of_bba:20180310231302j:plain:w110

 ジエノゲストを使用して1か月経過し、再度診察へ。前回の悪夢のような長時間待機を教訓とした私は、kindleにたくさんの本をダウンロードし、早く受付すればそれだけ早く診てもらえるかも、と考えて会社へ行くより早く家を出て、予約時間の30分以上前には病院へ到着した。

 通っている病院の再診システムは、まず入り口にある機械へ診察券を通す。そうするとその日の予定と受付番号が書かれた予約票が印字されるので、その細長い紙を持って自分が受診する科まで向かい、科の窓口に提出する。窓口の人が予約票のバーコードを読み取ると受付完了。後は受付番号が呼ばれるのを待つだけ。診察券を通した機械から予約票を出しても、窓口での受付が終わらないと番号を呼ばれることは無い。

 予約票を受け取った私は、さすがに早く着きすぎたかなと思い、喫茶コーナーのような場所に寄ることにした。自販機でホットカフェオレを購入し、途中トイレ休憩を挟んだりしながらゆっくり飲み干す。予約の20分くらい前になったので、診察科の窓口へ向かった。

 窓口で受け付けしてもらい、よっしゃここからだと気合を入れてkindleを取り出す。15分ほど経ち、読み始めた本に没頭しかけたところで番号が呼ばれた。はやっ。慌てて荷物を片付けて診察室へ向かう。

 ノックしてドアを開けてこんにちはーとご挨拶。「調子はどうですか?」と聞かれる。「順調です。」と答えた。完全に腹痛が無くなったわけじゃないし、なんとなく不調なことも多少はあるけれど、それでも生理が無いだけでだいぶ楽だ。

※ジェネリックを使い始めてからの様子はこちら↓
www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site

そうですか。じゃぁ今日はエコーで診ますね、と言われて診察台へ上がるよう促された。台に上がり、椅子が倒れて少しして、医師が「失礼します」と声をかけながら器具を身体の中に入れてきた。中で左右の卵巣を見るために器具が動いて、痛みと言うほどでもない違和感を感じる。「あれっ、生理・・・はないか。」医師が一人でつぶやいて納得していた。出血が続いてるので、それが見えたのだろう。「うん、オッケー!卵巣も腫れてない!」良かった。ホッとした。診察台から降りて医師の前に置かれた椅子に座りなおす。「子宮筋腫あったんだよねそういえば。」と医師が言った。『そうですね。』一番最初にここに来た時言われてたので別に驚くこともなかった。「今ね、筋腫4cmある。」えっ。『・・・でかいっすね。』ちょっと不安に思ったが、ふと思いついて聞いた。『薬飲んで生理止めてるから、筋腫も小さくなりますか?』「ならない!」即答だった。続けて、少し詳しく話をしてくれた。

「それがこの薬の良いところでもあるんだよ。ホルモンを止めて生理を止めればね、筋腫も小さくなるんだけど、この薬はそういう生理の止め方してないから。ホルモンを止めることによる悪影響が出ない。」

なるほど、と納得。筋腫の大きさには少しビビったが、家に帰って以前の検査結果を見てみたら、最初の検査から大きさは変わっていなかった。医師も特に問題にはしていない様子で、筋腫の話はそれで終わった。じゃぁ次は2か月分まとめて薬出すから4月に来てね、と予約してもらったところで、こっちでも一応聞いておこうと思いつき口に出した。「そう言えば、寝汗をすごくかくんですが、なんか関係ありますかね?」

「無いねぇ。」ここでも即答だった。そうか。無いのか。安心したような、不安なような気持ちで私は、じゃぁなんだろ、布団が暑いのかなぁ・・・とポツリ呟いた。「シーツ厚いの使ってない?」いや普通の麻のやつです。「じゃぁ敷き布団が低反発とか?」いえ、普通の薄い布団です・・・。「そっかぁ。」この人なんで寝汗にこんな食いつくんだろ。ツボが分からないなぁと思いながら診察室を後にした。結局、この日は他の病院への紹介という話は出なかった。私としては、別に絶対この病院じゃなくちゃ嫌というわけでもないし、絶対他の病院に移りたいというわけでもないので、まぁ、流れに任せておこうかなと思っている。病院があるあたりは少し前までの生活圏で、今の家とは都内の端と端の距離だから用事が無い限りまず来ない。そんな場所だから、通院のついでにぷらぷらできるのはけっこう楽しい。

 会計までも全く待たされることなく終わり、処方箋を手に持ったまま病院を出た。道路を挟んですぐの薬局に直行し、薬をもらう。ここでもいつもより早く薬を出してもらえた。前回の混み具合も、今回の空きっぷりも、本当に何だったんだろう。薬剤師さんが薬を説明しながら出血はどう?と聞いてくれた。ありますね。少量ですけど。と答えると、そう・・と気遣わしげな表情をしてくれる。ありがたく思いながら、でも生理より楽ですし、本当に少量なので、そんなに困ることも無いです。と返した。量が少なくても、続けば貧血になる可能性はあるし、続くようなら先生によく相談してね、とアドバイスしてもらって薬局を出た。薬のお会計は7,000円ちょっとだった。28日分で5,000円ちょっとで、52日分だと7,000円ちょっと。多く買えば安くなるのは薬も一緒なのか。感心しながら帰路に着いた。


★ジエノゲストを飲み続けて2~3か月目の様子はこちら↓

www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site