star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

病気になってからの心境(卵巣、甲状腺どっちも)

f:id:star_of_bba:20171112233644j:plain

 始めに甲状腺の異常が見つかり、立て続けに卵巣も異常が見つかり、やっぱりかなり精神的に参った。一番ひどかったのは卵巣の異常がわかって、大学病院でMRI検査をして、その結果を待つ間だった。

これだけ情報に溢れてる世の中だし、さんざんインターネットに触れてる自分の環境もあるしで、いろんな情報を調べては自分に当てはめてそういえば・・・なんて考えて、どんどん自分を追いつめてた。一番怖かったのは、茎捻転と卵巣破裂。茎捻転と言うのは、卵管にブラーンとぶら下がってる卵巣が腫れた重さで卵管が捻じれてしまうことで、それがとんでもなく激痛だと。卵巣破裂は文字通り、腫れすぎた卵巣が破裂してしまうことで、これまた激痛らしく。どちらも起きてしまったら緊急手術しか手がないと書かれているのを読んで、恐怖心からソロソロとしか歩けなくなり、ストレスで常に吐き気と眩暈を感じ、もうどうしようもなく具合が悪かった。

一方で甲状腺の腫瘍も、取ってみないと悪性か良性か分からないと言われてるし、やっぱり同じようにインターネットで色々調べて、いくら進行が遅いと言われてても、悪性の場合は肺やリンパへ転移する可能性があると分かり、首筋が痛いことをずっと気にするようになってしまった。

気持ちを切り替えることができたのは、甲状腺の手術前最後の診察で、手術の具体的な手順を説明してもらった時のこと。説明を終えた先生が、最後に他に聞きたい事はありますか?と聞いてくれて、ずっと気になっていた耳の真下の首筋の痛みについて、相談してみた。口には出さなかったけど、これはリンパの痛みで、もしかしてもう転移してて、その症状なんじゃないですかね・・・?と思いながらの相談だった。

「フッ筋トレしたらいいかもしれませんね。それかストレッチとか?ww」
・・鼻で笑われた。鼻で笑われたよ!!そんなところにリンパは無いし関係ないよと言わんばかりに!!!これで私は憑き物が落ちたように楽になった。そうだよな。素人に分かるわけないんだよな。聞けばいいんだ。判断するのは私の仕事じゃない。先生の役目だ。

同じ頃に、卵巣の検査結果が出て、癌の可能性が低いことが分かった。こちらでも気になっていたこと、茎捻転や破裂について聞いてみた。茎捻転は「ないない。チョコレート嚢腫は癒着するから」と即答。破裂は「あるかもしれないけど、う~~んそんなに・・・」という感じだった。そんなになのか。そっか。

ここから自分で考えても仕方ないことは考えるのを止めた。

分からないってのは恐怖だ。だけど、分からないことを闇雲に調べて分かった気になっても恐怖は消えない。自分でやれること、人に頼るべきことをきっちり見極める。人に頼るべきところで悩まない。今回病気になって、そんなことを学んだ。

 

★人に言われたことで、こんなことを学んだりもした↓

www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site


すみません、お手間じゃなかったら押してください。

ブログランキング・にほんブログ村へ