star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

入院する時必要な持ち物・あると便利な持ち物

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入院の際、病院から指示された持ち物とか、指示されなかったけど持っていって良かったものとかについて。

病院から指示があったもの
◆パジャマ、下着、タオル
 パジャマは甲状腺の病院でも、卵巣の病院でもレンタルがあったのでそれを利用した。院内でレンタルを利用している人の比率は、どちらの病院でも7割くらいだったと思う。手術の場所とかにもよるだろうけど、血液とかでなんやかんや汚れる可能性があるし、感情的に抵抗が無ければ、借りられるものは借りておいた方が楽だと思う。ちなみに卵巣の病院では、パジャマの形がシャツとズボンに分かれたタイプとガウンみたいな感じで一枚を巻き付けて着るタイプがあった。手術当日はガウンタイプを着るように指定される。私は日ごとに違うものを指定して申し込むのが面倒で全日ガウンタイプを着て過ごしたが、身体に巻きつく幅が短めで、座ると裾がわれて太ももがけっこう簡単にあらわになったから、指定が無ければパジャマタイプをおすすめする。タオルは甲状腺の病院のみレンタルがあった。下着はどちらでも持参必須だった。

◆ストロー、スプーン、箸
 ストローは甲状腺の病院でのみ指示があった。術後、むせやすくなるため最初のうちは飲み物をストローで飲むように勧められる。100均で売られている50本くらい入っているものを袋ごと持って行ったがものすごく余った。スプーン、箸は卵巣の病院でのみ指示があった。ろくに入院の案内を読まずに行ったら、配膳された食事に箸がついてなくて焦ったので入院の案内はよく読んだ方が良いと思う。もし忘れても、たいてい売店で売っている。私はそこで割り箸を買った。手術した次の日はお粥が出されるので、スプーンも必須になる。スプーンも使い捨てのものを売店で買って済ませた。

自主的に持って行ったもの
◆S字フック
 病院の大部屋で割り当てられる収納スペースはかなり少ない。甲状腺の病院ではオフィス机サイズの引き出しが2段、卵巣の病院では1段。それと、どちらの病院でも長財布がピッチリ入るくらいのセーフティーボックスが1つ。卵巣の病院ではコートとか着替えをしまう細長いロッカーがあったが、壁際に部屋の人数分まとめて設置されているので、あまり使い勝手は良くない。そこで活躍したのがS字フックだった。シャワーを浴びて濡れた手ぬぐいとか、眼鏡ケースとか、ポーチとか、引き出しに入りきらなかったり入れづらいものを掛けておくのに非常に便利だった。

◆延長コード
 コンセントの口は、甲状腺の病院では1つしか無かった。スマホだけ充電できればいいから1つで問題ないと思うかもしれないけど、充電するケーブルの長さによってはコンセントの口が欲しい場所にない可能性も大いにある。短めで良いので、延長コードは持って行った方が良いと思う。

◆手ぬぐい
 普通のタオルだと乾くのに時間がかかるので、乾きやすい手ぬぐいはシャワーの時、身体を洗うのに重宝した。おろしたての手ぬぐいは色落ちするので、何度か洗ってから持っていけるように前もって準備するのがおすすめ。

◆Kindle
 今まで本は紙で買う派だったんだけど、入院にはこれは本当に良い。入院期間ずっと時間を潰せるほどの本を紙媒体で持って行くのは不可能に近い。Kindleなら余裕だし、やり方によっては入院中に足りなくなったら買い足すこともできる。すごいオススメ。

◆ポケットWi-Fi
 インターネットの環境は、甲状腺の病室では何も無く(個室だとLAN接続が可能)、卵巣の病室ではLANケーブルが出ているので接続すればネットできます、って状態だった。先に入院した甲状腺の時は、スマホあるしKindle買いだめしたし、と思って特に通信機器は持って行かなかった。でも、いざ入院すると買いだめした本はあっというまに読みつくしてしまい、3G通信無しのKindleでは追加購入ができなかったり、もともとスマホの速度を制限していたため、暇つぶしとしてスマホを使うには若干速度にストレスを感じたりしたので、卵巣の入院では、レンタルのポケットWi-Fiを申し込んでみた。便利には感じたけれど、コストに見合ってたかって言うと少し疑問が残る。

◆小さいバック
 パジャマにポケットが無いこともあるので、暇つぶしに院内をウロウロする時、財布やスマホを入れて持ち歩ける手提げバックがあると便利。

◆タンブラー、ティーパック
 最初の入院で、コップを持ってくるように言われたが、それとは別にタンブラーがあると良かったなと思った。病院には給湯室があって、自由にお湯が使える。コップで好きなお茶を飲めるのでありがたかったのだが、病院らしく、お湯がかなりぬるく設定されているのだ。お年寄りも多いし、やけど防止の観点から仕方ないことだとは思うものの、飲み物がすぐ冷めてしまうことがけっこう困った。そこで思いついたのが保温性のあるタンブラー。2回目の、卵巣の病院での入院に持って行ったところ、けっこう重宝した。




ここに挙げた以外に、洗濯用の洗剤だったりシャンプー、石鹸だったり、細々した持ち物はあるが、だいたい売店で何とかなる。何とかならないのは暇つぶしグッズ。これは普段自分が家で楽しんでやってることを思っている以上に大量に用意した方がいい。本とか漫画とかDVDとか、あとは匂いに気を付ける必要はあるけど、手芸品とか顔のパックや爪磨きなんかもいいかもしれない。入院の案内をよく読み、書かれているものにプラスしてこれらを揃えれば、比較的快適に過ごせると思う。

 

★持ち物は何とかなったけど、服装も気を付けるべきだったというお話↓

www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site


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