star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

人間ドックデビューした話①(受診する病院の選択)

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突然だが、おかげさまで今年40歳を迎える。40。不惑の40。実際は惑いまくってるが、とりあえず身体だけは立派な中年だ。なんていうか、今まで20歳、25歳、30歳、35歳と、節目っぽい歳がやってきても特に何も感じず、むしろいえーい大人、たーのしー!くらいのノリで生きてきたが、そんな私でも40という数字にはけっこうクるものがある。たぶん、もう「大人」は当たり前で、むしろ「老い」に足を一歩踏み入れた感じが、お誕生日というめでたいはずの日の浮かれ気分に水を差すんだろう。あと、もう「大人」と定義されて20年も経ってしまい、いよいよ色んな事ができて当たり前として扱われるプレッシャーもある。人の年齢なんてずっと地続きで、39が40になったところでそうそうできることなんて変わりゃしないのに。

それはそれとして、私が加入している健康保険では、40歳になると人間ドッグが受けられるようになる。健康診断は半日もかからず終わってしまうが、人間ドッグともなれば1日かかりだ。場所も、健康診断では会社と同じビルにある小さな内科クリニック1択だったのが、複数の専門施設から自分で好きなところを選べるようにグレードアップする。せっかくの機会、お休みを取ってありがたく受けることにした。

まずは誕生月の2ヶ月ほど前に保険組合から案内が届く。同封されている病院・施設の一覧に目を通し、自分で希望の場所を選ぶ。仕事そっちのけで、ネットの口コミと、診察科目やオプションが載っている一覧を交互ににらめっこしながら選んでいった。

選んだ時に重視したことは優先順位の高い順に、①胃カメラ検査で全身麻酔を使ってくれる②乳がん検査はマンモグラフィか超音波が選べる③婦人科系の検査が充実している④オプションが比較的安い⑤ランチが提供される or 周辺施設で使えるランチ券がつくの5つ。それらをクリアしつつ、家からそんなに行きにくくない場所ということで、今回は大手町にある東京クリニックさんにした。

東京クリニックさんは、①②クリア、③は子宮頚がんの検査と医師による内診がオプションで選べる、④は脳の腫瘍や血管を診てもらうMRTのオプション代金が2万7千円。ちょっとお高めだったけど、同じメニューで3万超える病院も少なくなかったし、会社の福利厚生でキャッシュバックしてもらえるので良しとした。そして⑤は近くの商業施設でいくつかあるお店から選べるようなランチ券がついていた。

病院を選んだら希望日時を3つほど挙げて申し込み、後日その中から病院と都合があった日を指定される。それで予約は完了。予約日の1週間ほど前に、もろもろの注意事項が記載された紙、婦人科用、内科用、胃カメラ用の問診票、それに便の検査キットと採尿キットが届いた。

婦人科用の問診票と便の検査キットには「生理中は検査が受けられません」と注意書きされていたが、私のは不正出血であって生理では無いという事で華麗にスルーし、どちらも堂々と検査を受けた。(※良い子はちゃんとお問い合わせしようね)便に関しては、お通じが不調で1回分しか持って行けなかったが、そんな人ゴマンといるでしょ、ということでこれも大して気にせず、いざ予約日当日、会社に行くよりも早く家を出て病院へと向かった。

長くなりそうなので、次回に続く。

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