今回は病気ネタ切れにつき、唐突だが私の使っているお弁当箱について。この話題も友人にリクエストを頂いた。本当にありがとうございます。記事ネタのリクエストはツイッターのリプライでもDMでもこのブログのコメントでもお題箱でもどこからでも大歓迎です。なにとぞ。
2年前に曲げわっぱを購入し、週3で持って行ったり何週間も使わなかったり週1だけ持って行ったりしながら細々と使い続けている。2年経つとどんな見た目になるのか、使い方、使っている感想などを書きたい。
見た目の比較
まずは外側。
ここから2年後の今の詳細。
けっこうフチが黒ずんでいる。購入前に調べまくって、黒ずみは出るものだと知っていたので私自身はあまり気にしていないけど。防ぐ方法あったんだろうか。
不思議と黒ずみは外側だけで中は何ともない。
人参とか卵とか何も気にせず色々入れているが、ほとんど色移りはない。木の香りはだいぶ薄らいで食べ物っぽい匂いが残ってるかもしれない。でも、今でも鼻を近付ければちゃんと香る。
手入れの方法
難しいことは何もしていない。必ず守っているのは4つ。食べ物を詰める前に容器に水を入れて捨てること、使い終わっても家に帰るまで洗わないこと、洗った後は熱湯をかけて上向きに乾かすこと、連日使わないこと。
詰める前にお弁当箱の内側を濡らすことで、油や食べ物の色が染みこむのを防ぐのだと購入したお店で教えてもらった。私は閉める前に蓋も同じように内側を湿らせている。使い始めてから今まで、食べ物の下にレタスを敷いたり、カップやワックスペーパーを使ったりはほとんどしていないが、このおかげか、目立つ染みなどはできていない。
使い終わってすぐ洗わないのは乾かせないから。湿らせた状態で長い時間置くのが、曲げわっぱにとっては最も良くないそうだ。とにかく、曲げわっぱは乾燥させておくことが大事。洗った後に熱湯をかけるのも、乾かすのを早くするため。連日使わないのも、洗ったあとすぐ使うと十分乾燥させることができないから。
ちなみにこの、連日使えないというのは私にとって曲げわっぱの大きな美点だ。毎日お弁当用のおかずを用意しなくてはならないというプレッシャーに襲われずに済む。
使い心地
良い。ごはんはやわらかくて水気があってつやつやのまま。おかずも、程よい湿度と温度と殺菌効果まである空間に収められて、ほんのり木の良い匂いに包まれて、お昼時までおいしさを保ちながら私を待ってくれている。木だからもちろんレンチンはできないのだが、全く気にならない。
今までたくさんのお弁当箱を使ってきた。無印とか、サーモスの保温機能付きとか、見た目に重きを置いたレンチン可能なタッパーみたいなのとか。どれも結局、使い続けるのに飽きてしまった。曲げわっぱは一切そういうことが無い。先に述べてきたような、曲げわっぱだけが持つ利点が私にはピッタリハマった。
どこで買ったのか
浅草にある柴田慶信商店というお店で購入した。色々調べて栗久というお店も候補だったが、柴田慶信商店の方が見た目が好みだった。どちらのお店の品も、とても綺麗でしっかり作られていることは間違いない。あとは好みの問題だと思う。なお、栗久は関東に実店舗はないが、百貨店などに出店していることがよくあるので、そこで実物を見ることができる。
正直、どちらで買うにしてもかなり良いお値段する。原材料や技術からして、見合った正当な価格だと思って私は購入に踏み切ったが、お弁当箱にそこまで出すかどうかはそれぞれの価値観によるだろうなとも思う。ただ、曲げわっぱと謳っているウレタン加工などの安い製品を買っても、曲げわっぱ本来の良さは享受できないので、安いのを買うくらいなら今どきの機能性の高いお弁当箱を10分の1くらいの値段で買う方が絶対おすすめだ。
どんな食べ物を詰めてるか
こんなもんです。
良い感じの時しか写真を撮らないので、ハードルが高く感じる方もいるかもしれないが、最近はもう冷凍食品ばっかし入れている。今日のお弁当なんか、こんなだ。
おかずなんて、なんだって良いんだ。なんだっておいしくなるから大丈夫。とにかく力を抜いて、お弁当を持って行くということだけを達成できたらもうそれだけで十分だと思う。
★ネタを提供していただいてこんな記事を書いたりもしました↓ www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site