久しぶりの鎌倉ネタ。今回は、年々酷くなっている鎌倉の混雑回避方法を2つご紹介。
足を使う
シンプルな話。鎌倉、色んなところに名所が散らばっているように見えて実はけっこう歩いて回れる。
例えば大仏で有名な高徳院の最寄りである長谷駅。鎌倉駅からは20分も歩けば着いてしまう。高徳院と長谷駅の間は徒歩10分ほどなので、鎌倉駅から長谷駅経由で大仏まで行くとなると30分くらいで着く。ちなみに、今調べてみたら高徳院を目指すだけであれば、鎌倉市役所や佐助稲荷方面から向かうと20分強で行けるようだ。さらに私は長谷駅より先、紫陽花で有名な成就院の最寄駅である極楽寺駅からも歩いて鎌倉駅まで戻ってこられた。こちらもやっぱり30分くらいの距離だった。
2〜30分?けっこう歩くじゃん!と思うかもしれないが、休日の江ノ電はとんでもなく混む。鎌倉駅では入場規制がかかって電車に乗るためだけに1〜2時間待ちとかザラだ。ただ並んで1時間以上立ちっぱなしになるなら、半分の時間歩く方がよほど楽だと思うがどうだろう。
今あげたルートはどこを選んでも古民家カフェや神社や海岸や変わったお店など、寄り道スポットがわんさかある。散歩を楽しむ気持ちで移動してもらえれば全く苦にならないはずだ。
どーしても江ノ電に乗りたい方は、藤沢駅発の方がまだ混雑はマシかもしれない。車窓から見える風景も藤沢から乗るほうが面白く映るはずだ。ありきたりな地方都市のにぎわいからスタートして少しずつ見えてくる海、昭和らしい民家の立ち並ぶ町、というふうに変わっていくので見応えがある。
朝を使う
これもそりゃそうだろうという話なんだけど、まあ聞いてくれ。
鎌倉の夜は早い。だがその分、朝も早い。朝8時には空いてる神社やお寺がかなりある。こちらのサイトで鎌倉の神社仏閣の開門時間が一覧化されていたので参考にどうぞ。8時以前に入れる中で私のおすすめは長谷寺、銭洗弁天、八幡宮あたり。朝のまだ誰もいない静かなお寺や神社はとても清々しくて荘厳で気持ちがいい。神様や仏様のいるところに詣でた感がより一層感じられて絶対絶対お得だ。
もう一つ、鎌倉の朝活でご紹介したいのが今私が鎌倉の中で一番推したいお店。
鎌倉駅西口(小町通りと反対側)徒歩1分、朝9時ラストオーダーの台湾お粥屋さん。≪2021.01更新≫ 今は東口の表参道沿いに移転して、コロナの影響で変動的ですが昼夜も営業されるようになりメニューも増えました。
メニューは日替わりのお粥3種類とチマキ。それと小皿おかずも同じく日替わりで数種類用意されている。どれも丁寧で優しい味ながら、あまりのおいしさに衝撃を受けてしまう。家庭料理のようでいて、ここでしか食べられない特別な味だ。
正直、ここが紹介したい気持ち半分以上でこの記事を書いた。口コミで徐々に人気が広まっていて、8時以降はかなり混雑するとのこと。オープンは6時半なので、始発で行ってゆっくり朝ごはんを食べてから人気のない神社仏閣巡りを楽しんで、混み始めた江ノ電や小町通りを横目に帰路につく朝鎌倉、すごく楽しいのでぜひぜひやってみてほしい。
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