star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

趣味について

しばらく続きそうなお題箱からのネタシリーズ。ありがたいことです。これからも引き続きよろしくお願いいたします。



趣味の変遷について教えてください。



一番長く続いている趣味は読書だ。それこそ、幼稚園に入る前から絵本を読み始めて、今もずっと続いている。アンパンマンの絵本から始まり、小学校低学年では若草物語や足長おじさん、赤毛のアンなど世界の名作的なものに夢中になった。それから大草原の小さな家シリーズ。テレビドラマも放送していて、なんだかだいぶ刺激的な終わり方をしたらしいが、子供の頃の私はそんなことはつゆ知らず、ドラマ自体もうすぼんやりとしか覚えていない。私にとっては、大草原の小さな家といえば本なのだ。自然に振り回されながらもたくましく生きる暮らしや、おいしそうな食べ物の描写が大好きだった。中学では「ティーンズハート」と言うシリーズで恋だの恋だのに憧れた。花井愛子、折原みと・・・うーん。なつかしい。中学後半~高校では赤川次郎、内田康夫など推理小説にはまった。宮部みゆきを知ったのもたしかこの頃で、おもしろくておもしろくて、彼女の作品は片っ端から読んだ。

この趣味はおそらく、よく本を読んでいた母親の影響だ。子供にとって特別な、お誕生日やクリスマスでさえおもちゃもファミコンも買ってもらえない我が家だったが、本だけはいつでも無制限に望んだものを買ってもらえた。今では好きな作家さんの新作が出た時のみ買うような細々とした趣味になってしまったけれど、ブログを書いたり、SNSをやっているのは間違いなくこの趣味で文字に触れ続けてきたことから繋がっていて、そうすると今私に楽しい友人や夫がいるのも、この趣味のおかげということになる。だから、この部分では親に本当に感謝している。

高校の時はカラオケにはまった。ちょうど通信カラオケが普及し始めたころで、街のいたるところにカラオケ屋さんが乱立していた。テスト期間中とか、早い時間に学校が終わると友人4~5人と自転車でカラオケ屋に向かい、千円前後で汗だくになりながら5~6時間歌い、踊りまくっていた。よくあんなに長時間歌っていられたなと思う。若さだ。LUNA SEAの歌に合わせてヘドバンし、マイクに強打した前歯が欠けたのもこの頃だ。

そこからしばらくは趣味と聞かれれば読書とカラオケと答える日々が続いた。30歳手前頃、このままじゃいけない、何かもっとこう・・・・あるだろう!!という思いで、会社の同僚と陶芸だのステンドグラスだのヨガだの、体験教室に行きまくったが、そのまま続けられるほど好きになれるものには出会えなかった。そんな私が29歳、一人北海道旅行で馬に出会った。そこからはもう、坂を転がるようなスピードで乗馬に夢中になっていった。私の思春期は人体の成長通り中高時代に訪れていたけれど、私の青春は29~32歳だったと思う。馬に出会った時のことはnoteにも書いたので良かったら読んでください。



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証拠写真1

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証拠写真2



馬のかわいさも陽気さもやさしさも美しさも大好きだったが、何より私がはまったのはうまく乗れた時の快感だった。「障がい」という、馬にハードルを跳んでもらう馬術競技をかじっていたのだが、その跳ぶときの感覚や走る時の感覚が今でも時々夢に見るほど忘れられない。小さなころ、大人に腕とか肩を持ってもらってブーン、とおっきく前へジャンプしたことはないだろうか。あれだ。あの気持ちよさを、大人になっても味わえるのだ。

今では馬からすっかり離れて食べる事が趣味になり、誰から見ても「ですよね~」というような体型になってしまったが、馬だけはまだ諦めきれない。いつか、できれば近いうちのいつかにまた始めたい。




★ほかにもお題箱でこんな質問に答えています↓

www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site