star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

出雲と境港に行ってきた⑨ 境港水産物直売センター〜水木しげるロード〜鬼太郎空港

前回の続き



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美保神社と巫女舞のおかげで清々しい気持ちになりながら境港水産物直売センターに到着。ここは港のすぐそばで、たくさんの新鮮な魚介類が売られている。特に旬のカニを多く見かけた。それほど広くない建物の中をぐるりとまわる。見たことがないような貝や魚がいて、夫がこれなんですか?とお店の人に聞いていたようだが、は?○○ですけど?くらいの勢いで答えられたらしい。品物もお店の人の感じもピンと来ず、結局何も買わなかった。

ここには敷地内に飲食店が2店舗ある。どちらも場所にふさわしく海鮮のお店だった。片方にはカニのビュッフェがあり、もう片方では表に掲げられたメニューにイカの活き造りが載っていた。さんざん迷ったが、活き造り食べてみたいねということでお店を決めた。私たちはたぶんまだ本当においしいカニに出会ったことがなくて、カニの価値に気付けていない。

今回選んだお店は海陽亭という。

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ちなみにカニ食べ放題やってたお店は「さかな塾」というところ。

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開いたばかりの時間だったのですんなり座れた。お店に掲げられたお知らせに「今日はイカの活き作りありません。」ガーン。。。一番の目的が・・・。まぁ無いものは仕方ない。気を取り直して普通のイカのお刺身、エビのお刺身、海鮮丼を頼んだ。カニを食べようかどうしようか夫と散々迷ってあれこれ話したが、水木しげるロードで湯水のようにお金を使ったため、断念。かたや30、もう一方にいたっては40過ぎた大の大人が何をしてるんだろう。

イカとエビのお刺身から運ばれきた。


きれい…


テーブルにお皿を置かれながら「エビは食べ終わったら頭を素揚げしますのでお声がけください。」と言われた。聞くだけでおいしそう。イカ、甘い。エビ、あまーい。周りにのってる海藻すら美味しい。

ほどなくして海鮮丼も運ばれてきた。


具材の種類が多い

こちらも美味しい。ウニは前日の峰の方が美味しかったが、アワビやカニがとてもおいしかった。美味しいカニの片鱗を味わった気がする。

海鮮丼を食べてる間に揚げられたエビの頭が運ばれてきた。こういう食べ方をさせてくれるところは初めてだった。ワクワクしながら口に入れる。…すごい。出汁。エビの出汁を食べてるみたいな感覚。楽しいし、非常に美味しかった。

満足してお店を出る。帰りの足をどうしようかと少し相談したが結局歩いて駅まで戻ることにした。私たちは旅に出ると本当にたくさん歩く。

20分ほど歩き、水木しげるロードまでの終点あたりまで着いた。『すなば珈琲』のワゴンが出ていたのでコーヒーを頼んで休憩する。


島根でこういうことするから混同されるんじゃない?


コーヒーはけっこう美味しかった。せっかくなので個包装で売っていたコップにセットしてドリップできる豆を買った。

一息入れてさらに水木しげるロードの中心まで進み、前日行きそびれたり買いそびれたものを回収して回った。

荷物が大量になったので宅急便を使うことにする。駅前の観光情報センターのようなところで、宅急便は取り扱ってるか聞くと、近くのスーパーで取り扱ってるからそこから送ってはどうか、と丁寧に教えてもらった。教えられたスーパーは前日寄ってみたところだった。

手頃なダンボールもスーパーの中で手に入れて、お土産や、もう使わない着替えなどをまとめて発送した。身軽になった。便利な世の中だ。

帰路につくタイムリミットまで残り30分ほどあった。最後の最後まで迷っていたが、『妖怪絵葉書』というのをやっぱりやってみたい、と私が主張して、急いで売っていたお店に戻る。

妖怪絵葉書と言うのは、木の板にゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが印刷されていて、それを好きなように色付けしてハガキとして郵送できるナイスなお土産だ。私は初回なので王道の鬼太郎&ぬりかべを選んだ。夫は好きなキャラクターらしいべとべとさん。


これが

こう!

夫談「大学生デビューした鬼太郎」


慌ただしい短い時間だったが、まぁまぁサマになった。夫は絵がすごく上手いのにだいたいねじくれたアレンジを加えるのでなんだかよく分からないことになっていた。

満足して米子空港、別名鬼太郎空港まで鬼太郎列車で向かう。鬼太郎に出てるキャラクターそれぞれの列車があるらしいが、今回私たちは子泣き爺号だった。


なかなかの迫力

天井から床から子泣き爺を中心とした鬼太郎ワールド


空港もとことん水木しげる色だった。


待合室にステンドガラス

待合室の天井

乗り場案内。ぬりかべ働かせすぎでは?


米子空港から羽田まではおよそ1時間半。電車で一晩かけて来る場所に2時間かからない。便利な世の中だ。

たくさん歩いてたくさん食べてたくさんお金を使った。滅多に来られる場所じゃないという思いが潜在意識の中に強くあったんだと思う。たしかに、なかなかひょいひょい行ける距離ではないけれど、どこもかしこも良いところだったので、そんなに遠くないうちにまた行きたい。




★でも今は台湾に行きたい www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site