今回行ったキャンプ場は今までで一番遠かったので、車を使わないキャンプスタイルの私たちは極力荷物を減らして臨んだ。その工夫のご紹介。
軽いものに変える
今まで使用していた物をいくつか、より軽いものに変えた。一番手っ取り早いけど一番お金のかかる工夫。
椅子
これをより軽いチェアゼロにした。↓
今までHelinoxの「タクティカルチェア」という種類の椅子をキャンプに持って行っていた。(参考↓)Helinox(ヘリノックス) キャンプチェア チェアゼロ 1822177
- メディア: スポーツ用品
タクティカルチェアが975g、チェアゼロは510g。重量は半分くらい減らすことに成功したが、座り心地の良さも同じか、もしかしたらそれ以上に減ってしまった。チェアゼロの座席部分になる布はツルツルして滑りやすい。また、奥行きがタクティカルチェアに比べて5cmほど浅い。たぶんこの二つの違いが原因で、チェアゼロに座ってもタクティカルチェアのような体をすっぽり包み込む感じにならない。私がHelinoxの椅子を好きな理由は、折りたたみ椅子なのに座り心地が良いところなので、正直、チェアゼロだとHelinoxを使う意味があまり無いなと感じてしまった。今後どうするか悩みどころ。テーブル
これは夫のアイデア。今まで使っていた折り畳みテーブルの代わりに、焚き火をまたいで鍋などを乗せるようなラックをテーブルにしようと買ってくれた。
今まで↓
変更後↓
新しいテーブルは330g。これまでのテーブルは1kg。大幅に軽くなった。少し不安定だが、ランタンも乗せられたし、スキレットなどのよほど重いもので無ければ問題無さそう。
マット
寝袋の下に敷くマットもより軽いものに変えた。今までwild-1でお安く買ったインフレーティングマットを使っていたのだが、これが大きいし重い。
変える前↓
変えた後↓
重量は450gから227gになった。重さもだけど、リュックのスペースを大幅に占めていたものが無くなったのが相当良かった。寝心地はあまり変わらなかったが、少しだけ新しいマットのほうが地面を感じやすいかもしれない。いつも焚き火用に持って行ってるひざ掛けを敷けば解決しそうではある。(今回は薄い寝袋で来た夫にひざ掛けを貸したため試せていない)テント
テント自体の重さは今まで持っていたものと大きく変わらないが、テントのサイズを大きくして前室を屋根ありスペースとして使うことでタープを持って行かずに済んだ。タープ分だけじゃなくて、タープ用のポール分まで軽くなる。これはだいぶ良い軽量化だったと思うが、テントの結露対策とか快適さを考えると、毎回タープなしとは決めきれない。軽いタープを探す旅に出そうな予感しかない。
ちなみに今回持って行ったテントについてはこちらで詳細書きました↓
www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site
現地で調達(買う)
下調べでスーパーやコンビニ、それと野菜の直売所などが何とか歩ける距離にあることが分かったので、普段持っていくような食材を大幅に減らした。具体的には野菜、肉の類は一切持って行かず米、レトルト、パスタ、フリーズドライのスープ、基本的な調味料だけ用意した。まぁ実際にはパスタとスープを忘れてこれも現地調達したんですけど。
現地で調達(借りる)
今回焚き火台はキャンプ場のものをレンタルさせてもらった。1日520円。2日借りたので1040円だった。うちの焚き火台は夫が買ったピコグリルという超軽量タイプだけど、それでも借りれば持ち物のうち焚き火台分の重量が0gになる。だいぶ楽だったので、他にもレンタルで済ませられるようなものがあったら活用したいなと思った。
まだまだ色々工夫の余地があるが、とことん軽さにこだわると快適さを犠牲にしがちだ。これからも軽さと快適さのちょうど良いバランスを研究して極めていきたい。
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★今回行ったキャンプ場の様子↓