夫の会社はお盆の期間夏期休暇となるので、それにあわせて私も休み、8月2週目の我が家はガンガンでギンギンの夏休みだった。その中で、箱根に一泊で遊びにいった話を書きたい。
お盆中のハイシーズン料金ばかり並ぶじゃらんやトラベルコやozモールを暗い目で見つめ続ける私に、一筋の光をもたらしてくれたのは、共立リゾートだった。
出雲の旅行で泊まった2ヶ所がとても良かったので、すっかり共立リゾートのファンになっていた私は光に向かってまっすぐ飛び込む虫のように即決で宿を予約した。かくして、我が家の夏休み2019フィナーレは箱根で迎えることになった。
出発日。倒木で止まるかもしれない、という駅のアナウンスがあったのでロマンスカーは使わず、普通列車を乗り継いで小田原まで行き、そこからさらにタクシーを使って箱根を目指した。まずは宿のチェックインまでに腹ごしらえを済ませて軽く観光しようという予定だった。
タクシーは湯本駅前の渋滞に見事にハマった。私は神奈川の、しかも箱根から車で30分くらいの場所に30年以上住んでいたくせにすっかり忘れていた。観光シーズンの箱根へ、さらに昼日中、車で来ることの愚かしさを。夫にどう言われようと車なんて乗ったらおしまいだと強く主張しなくちゃいけなかった。芯からなれることは決してない都会人ぶってチャラチャラと故郷の感覚を忘れきっただらしない自分に歯噛みした。
歯噛みしてるうちにどうにかこうにか渋滞を抜けて、目当てのお店の前に着いた。開店の30分前には着いて並んでようと思っていたのに、着いたのは開店から30分くらい過ぎた頃だった。店の前には人だかり。完全に出遅れた。悔しい。
それでも機械で受付すれば、順番が近づいたところで電話かメールで呼び出してもらえるそうで、ずっとこの場で順番を待たなくて良いシステムだったので安心した。待ってる間に好きな和菓子屋さんや湯本駅周辺の観光を楽しむことができた。かえってよかったかもしれない。
一通り観光を楽しめたところで呼び出しの電話が来た。出ると、自動音声でお店まで戻るならプッシュホンの●番を、キャンセルする場合は▲番を押してくださいというアナウンスが流れた。ただ案内するだけじゃなくてキャンセルまでできるのはすごい。戻ってからは15分ほどで中に入れた。
美味しい昼食に満足して、観光も一通り終えたので箱根登山電車で宿に向かった。久しぶりに乗った箱根登山電車は楽しかった。こんなにたくさんスイッチバックしたかなぁとぼんやり記憶を辿った。思い出せない。
実際泊まったホテルの様子は次回書きます。
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