前回の続き。
チェックアウトの12時ギリギリまで宿を楽しんでから外に出た。朝も温泉を楽しんで、汗が引くまで居られるのはかなり良い。
宿から歩いて5分くらいのところにバス停があり、そこから芦ノ湖方面に向かう。大涌谷に行って黒玉子を食べたかったのだけど、残念ながら火山の警戒レベルが上がって、大涌谷へ向かうロープウェイが全線運休になってしまった。気を取り直して、箱根神社とその周辺を楽しむことにした。
バスは順調に進んだが、芦ノ湖の前に出るT字路で渋滞した。うんうん。箱根あるある。
箱根神社に到着してお参り。神社はかなりの人出だった。外国人が多い。私が地元を離れて東京の美味しいものや台湾の美味しいものにうつつを抜かしている間に、箱根はグローバルな観光地に変わっていた。すごい。変わらないものなど何も無いのだ。
お参りを済まし、御朱印帳を忘れてしまったのでペラの紙に押された御朱印を売ってもらえないかなと社務所の前をウロウロし、そういう案内は無かったので諦め、敷地内にあるお食事どころでお餅と甘酒を頂いた。
満足して神社を後にする。湖に面した鳥居はいわゆる『映える』撮影スポットとして有名になったみたいで、鳥居の前に長蛇の列ができていた。平和だなあと思った。
通りがかりの観覧船に大きく手を振って応えてもらったりしながら、夫の好きな作家さんのミュージアムに行った。ここに併設されてるイタリアンレストランでお昼を食べようと、順番待ちの名簿に名前を書いた。名簿では前に9組くらいいた。
ミュージアムを見ながら待ち時間を過ごしていたがなかなか呼ばれそうにない。夫が様子を見に行ってくれて、私たちが書いた紙は実は2枚目で、まだ1枚目の人がいっぱい待っていたことが判明。私が箱根湯本の17時にしまっちゃうお店へどうしても行きたくて、このままだと間に合わない可能性が高いってことで、イタリアンは止めることにした。
帰りは箱根湯本までノンストップの特急バスを使った。渋滞を避けられて大変快適だった。
湯本に到着し、お腹が空いていたので夕飯に食べようと目論んでいた日清亭に入った。
近くに住んでた頃から存在は知ってて、気になりつつも他に食べたいものが多くて後回しにしてたお店だった。前日、ピーク時に通りかかった時は結構並んでたけど私たちが着いた頃はちょうど空いていてすぐに入れた。ラッキーだった。
頼んだもの全部美味しかった。イタリアン止めてこっちに来て大正解だった。
満足してお店を出て、干物が当たる500円のガチャガチャで干物をもらって、私が行きたかったお店にも間に合って、結局全部上手くいった。
満たされたので帰ることにした。帰りはロマンスカーに乗った。うるさい休日サラリーマンの群れがすぐ近くに座って身構えたが、わりと常識的な人が多くてまあまあ快適だった。
総じて私たちには珍しくのんびり旅だった。温泉をメインに据えるのに箱根はちょうど良い。また行きたい。
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