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翌朝。快晴。
外気にさらされていた顔以外、全く寒さを感じることなく起床。快適すぎてむしろ寝すぎた。起きたら9時近かった。夕方まで居られることにしておいて本当に良かった。
既にこの日泊まる人たちが続々と入場して場所取りを始めていた。場所がどんどん埋まる。土日で泊まる場合は相当早めに来る必要がありそうだ。
夫が焚火を始めようとしてくれた。前日買ってテントにしまっておいた薪を使ったが、水分を吸ってしまってなかなか火が点かない。少し大きな火になっても続かず消えてしまう。ぼんやり眺めていたが、難しそうだったので売店に着火剤を買いに行った。着火剤を使用しても苦戦した。薪はどう置いてても一晩外にあれば湿気てしまうので、その日必要な分を買う。今回学んだこと。
ようやく火が大きくなったところで朝食。茹で卵を作って、焚火の上でトーストしたパンに乗せて食べた。カンタン玉子サンド。おいしい。
これ以外にも餅焼いたり何やかんや食べた。
今回の焚火ごはんMVPは八百屋さんで買った干し芋だったと思う。焚火であぶって食べた干し芋は、そのまま食べる干し芋とは全く別の食べ物だった。甘くてほっくりしてて温かくて香ばしい。ぜひとも試してほしい。
ダラダラと片付けをしていく。寝室用テントをたたみ、荷物を少しずつしまう。そして例のごとく余る卵。今度こそ誰かにあげる、と宣言してあげられそうな人を探しにキャンプ場を徘徊した。ソロ用テントを3つ連ねて3人でキャンプしている男2、女1のグループがいた。ちょうど焚火にフライパンを乗せている。こんなの絶対卵欲しいでしょ。
すみません~、、、と遠慮がちに声を掛けて、卵が余ったのでもらってほしいとお願いし、快く了承いただく。どこにも売ってなかったんです…と言われた。良かった。「あ、これお返しにどうぞ。」と何だかオシャレなキャラメルまで頂いてしまった。
お互いハッピーな交流ができて良かった。ああいう時にさっとお返し出せるの、すごい素敵だと思った。見習いたい。
無事卵も片付き、荷物も片付いて14時頃撤収。ゴミも置いて行けるし、評判通りの良いキャンプ場だった。混むのも分かる。そのまままっすぐ近くの日帰り温泉へ向かった。
温泉もかなり混んでいて、男性は入場制限がかかっていた。一緒に待ってても仕方ないので先に入らせてもらう。温泉は少し熱めでとても気持ち良かった。露天風呂からもキャンプ場がよく見えた。
それと、キャンプへ行くときしょっちゅう歯ブラシセットを忘れてしまうのだが、今回も忘れた。それがこの温泉では自販機に入って販売されていた!助かった。大変ありがたく購入。丸1日ぶりに歯を磨けた。お風呂を出てから夫に話したら夫は自販機の存在に気付かなかったそうでなんで教えてくれないのと怒られた。理不尽。
後から入ってる夫とあわせるつもりで、気持ちいつもよりゆっくりめに入って身支度を整えて温泉を出た。ちょうど出たばかりの夫がいた。もう少しゆっくりしようとしたらしいが、どんどん混んできたのでやむなく出て来たそうだ。
そのまま2階にある食堂兼休憩所でうどんを啜ったりたこ焼きや焼き鳥をつまんでのんびり過ごした。
汗が落ち着いて来たところで撤収。帰りの電車では爆睡したので、行きよりも早く帰られた気がした。電車が新宿に近づくにつれて灯りが多くなり、「都会だな…」と思った。
冬キャンプも、場所を選べばまぁどうにかなりそうだ。荷造りも慣れてきたし、収穫の多いキャンプだった。
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