前回↓の続き。
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ミッフィカフェを楽しんでから温泉に泊まり、翌日は小岩井農場に行った。結婚し、岩手に帰省するようになって3回目にして初小岩井農場。楽しみだ。
小岩井農場、広い。とにかく広い。ただただ広い。スケールのでかさに圧倒された。入ってすぐ、通常は入れない森林の中をトレーラーでめぐるツアーがあると聞いて申し込んだ。出発時間まで少し余裕があったので周辺を軽くウロウロする。どこに向かうにしても距離が長い。
時間になったのでツアーの集合場所でトレーラーの到着を待った。
トレーラーの後ろに付けられた客車に乗り込む。座席はツアーの申し込み時に決められていて平和だ。良い。決して乗り心地の良いものではないが、そのガタピシ感もいかにもで良い。
トレーラーが立ち入り禁止の森の中を進んでいく。景色の良いところで停車してくれて写真を撮ったりした。
森の中では伐採した後の切り株や、これから育っていく若い木などを見た。木を植えて、大きくなったら切り、育ちすぎた木によって日光が遮られるようなことがないようにして地面に近いところで生えてる植物も育てる。蜂などの虫を適切に駆除する。ちゃんと手が入れられてこそ森が生きるんだそうだ。どこも美しかった。
そして何度も言うが広かった。入ってすぐに感じた面積なんてほんの一部とも言えないくらいだった。たとえば、ここで働き始めた人が、内部の誰かに殺されたとする。埋める場所はいくらでもあるだろう。そして自然相手の仕事だ。厳しいこともきっとたくさんある。周囲には突然辞めて何もかも置いたままどこかに行ってしまった、とでも説明すればそれほど疑われることもないだろう。すごい。完全犯罪がわりかし簡単に成立する。
ツアーが終わり、トラクターに揺られながら猛烈アピールされたここでしか飲めない低温殺菌牛乳を購入。もともと牛乳が苦手な私には『牛乳だね。』という感想しか浮かばなかった。価値の分からない女で申し訳ない。
それから引馬に乗った。久しぶりの馬上は最高だった。馬はやっぱりいいな。
お土産屋さんなどを物色してから小岩井農場を後にした。農場内のレストランもおいしそうだった。今度はここをメインにして長時間過ごしても楽しそうだなと思った。
食べ終わってから盛岡の冷麺を食べに「髭」というお店に連れて行ってもらった。いつも駅前の「盛楼閣」というお店が好きで行っていたのだが、義父がここもおいしいよ、と連れてきてくれたのだ。
盛岡、とにかく焼肉のレベルが高い。東京じゃ絶対食べられない値段で美味しいお肉を惜しげもなく出してくれる。私はラム肉を頂いた。最高だった。
冷麺も美味しかった。夫は髭の冷麺が気に入ったらしい。私はどちらかというと盛楼閣の方が好みだった。でも髭は汁がおいしかった。髭の汁で盛楼閣の麺を食べたいと思った。
食べ終わってから盛岡手づくり村というところに行った。
南部鉄器やおせんべいなどの製作現場が見られるアンテナショップ。「福田パン」という有名なご当地パンのロゴが入ったかわいいバッグが買えて、夫とホクホクした。
またまた存分に楽しんで盛岡を後にした。いつもいつも本当に良くしてもらって夫のご両親には感謝しかない。申し訳なさすぎるので、もう少し雑になってくれても良いのになと思ってしまう。次はどこに行こうかな。
★前回の2日目も楽しかったな www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site