【前回までのあらすじ】
i-worksは諦めて、家の近所の工務店が良さそうだなと思った
www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site
自宅の最寄駅に広告を出していたのはC社。C社は、私達の自宅から歩いて10分もかからないような距離にあった。メールで予約したとおりの時間に訪問する。
ここは材木置き場こそないものの、B工務店より大きな建物で、おしゃれな感じだった。入ってすぐ、黒板のウエルカムボードに私たちの名前があって感激した。ホームページで自然素材へのこだわりをアピールしているだけあって、内装は木の素材感を前面に出しており、打ち合わせテーブルも立派な1枚板のテーブルだった。
ここで応対してくださったのはC社長さん、それから設計士のC岡さんだった。まずはC社の特徴の説明。C社がどのような建材を使っているか、壁に使用している漆喰とはどのようなものか、無垢の床は…屋根は…断熱は…と、社長が熱心に語ってくださる。実験と称して無垢の床材に傷をつけてからアイロンをあてて目立たなくしたり、漆喰素材に水をかけて吸湿効果などを見せてくれたりした。おもしろく、感心した。
それから私達の気になっている土地について。事前のメールのやりとりで、土地の住所をお伝えしていたのだが、実際に現地を見に行ってくれたそうだ。「あの、前の…コンテナが…ちょっと…まぁ、シュールですねぇ…」やっぱり気になりますよねアレ。A社から受け取った土地に関する資料をすべて見てもらった。境界線もちゃんとしてそうで安心ですねと言ってもらえた。それと、水道管の工事が必要になるかもしれないという見立てをしてくれた。他の工事とあわせて費用をうまくおさえられないか検討が必要ですね、とも。電気やガスで同じように管の工事が必要になった場合、どれかを最初にやって、そのまま埋めずに次の工事をして、、ということができたりするそうだ。ためになる話が多かった。
土地を事前に見てくれただけでなく、ざっくりですが、と言う前置きをしつつその土地に沿って間取りのプランも作ってくれていた。これにはちょっと感動。出てきたプランは敷地を目一杯使った3階建の間取りで、そこまで無理して大きな家にしなくてもいいかな、という印象だったが、リビングが18.5帖あった。お会いする前からアレコレ考えていてくれたのも、思ったより広い家ができそうなことも素直にうれしかった。
私たちからも土地の資料にプラスして、新しい家に対する要望をまとめた紙を出した。紙には↓のようなことを書いた。
- 家族構成
- 2人それぞれの趣味
- 生活スタイル（平日何をしているか、休日何をしているか、何時に家を出て何時に帰るのか）
- 部屋数、部屋の広さの希望
- 家の中のどこの部分を重視するか
などなど…
準備の良さに驚かれつつ、関心を持って見てもらえたと思う。参考にしたいのでコピーして良いですか？と聞かれたのでそのまま紙をお渡しした。
一通りお互いに言いたいことを言い合った後、『弊社で建てて下さり、既に住んでいらっしゃる方の家を見学できるのですが、いかがでしょう？ぜひ！』と次回のアポに繋がるお誘いを受けて（C社の方々はOB訪問と呼んでいた）、ここまでの話が好印象だったのでお願いすることにした。
B工務店が不発だったこともあり、私はC社にとても良い感触を持った。i-woksより自由度の高い企画商品もあり、予算的にも手が届く範囲だ。ほんの少し気になったのは、ホームページに出ている実例であまり好みのものが見つからなかったこと。これは施主のセンスがイケてないのに要望を受け入れすぎてダサくなってるのではないだろうか、というのが我々の見立てだった。要望を受け入れすぎると言うことは、あまり提案は期待できないということだろうか…？プロ目線のアドバイスは欲しい。果たしてそれがもらえるのか…？
まぁとにかく実際見せてもらって分かることもあるだろう、ということでOB訪問に臨んだ。
≪≪前の話 家づくり記録（6）初めての建築会社見学 - star_of_bba’s diary
次の話≫≫ 家づくり記録（8）初めてのOB訪問 - star_of_bba’s diary
↓目次はこちら
家づくり記録 目次① （1）～（10）1度目の検討 - star_of_bba’s diary
家を作ろうと決めたきっかけから家づくりを1度諦めるまで。
家づくり記録 目次② （11）～（23）建築会社決定 - star_of_bba’s diary
1度諦めた家づくりに再トライして建ててもらう会社を決めるまで。
家づくり記録 目次③ （24）～（32） 建築開始 - star_of_bba’s diary
家を建ててもらう会社が決まり、土地の購入から建築工事の開始まで。
家づくり記録 目次④ （33）～ 完成 - star_of_bba’s diary
工事の始まりから完成まで。
