star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

家づくり記録(22)建築会社検討3巡目 間取り対決

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【前回までのあらすじ】
土地の2択で迷っている。

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ナチュラル社、スゴイデカイ社ともに候補として考えられそうな土地が見つかった。ナチュラル社に紹介された土地はすぐ近くに自然たっぷりの公園があるが、その分買い物や通勤などの便利が悪い。スゴイデカイ社から紹介された土地は駅もスーパーも程よい距離にあるが、周辺はただの住宅街でかつ最寄り駅が第2希望。優先すべきは環境か、日々の生活か。

考えなくてはいけないのは土地だけじゃない。そこにどんな建物がいくらぐらいで建てられるのか。そしてそれを私たちが気に入るのか。土地と同時に建物プランの検討が必要だ。候補の土地をもとにそれぞれの会社から建物と費用について提案されることになった。より良い提案をしてもらえるように、こちらの希望を両社にしっかり伝えたい。私たちは1年前の経験を活かしながら、どんな家がいいか、改めてよく話し合った。




両社に出した要望

まず大テーマというか、土台となる考え方は『楽な家』とした。住もうとしている土地は都心からさらに離れるので、周辺にふらっとおでかけしたくなるような場所は減るだろう。それに、家が建ったら住宅ローンという大きなお金を返していかなくてはいけない。今までみたいに好き放題お金を使って遊ぶのも少し控えたほうがよさそうだ。結果、必然的に休日を家で過ごすことが増えるはず。だからとにかくのんべんだらりと、長い時間家にいてもストレス無く快適に過ごせるようにしたい。…ということは。今の住居で感じてる不満。これが解消されればストレスも無くなるのではないか。

それと、どうしたって通勤時間は今までより延びてしまう。平日、遅い時間に帰ってもしんどくならないように家事の面でも極力『楽』にしたい。そのためには、家事の動線を徹底的に短くできたらいいのではないだろうか。

こんな考え方に基づいて、以下のような情報を1枚の紙にまとめた。



● 今住んでるマンションの間取り図
 管理会社のホームページに同じマンションの入居者募集があってすんなり手に入った。たぶん、全室埋まっていてもマンション名で検索すれば不動産情報サイトに過去の記録が残っていて見つかることが多い。

● 今の住まいで不満に思っていること
 食器、本、キャンプ道具などを収納するスペースの少なさや、2人で料理する時のキッチンの狭さ、部屋の暗さなどを挙げた。

● 平日の朝、帰宅後の動き
 動線を考える参考になると思い、私と夫それぞれが朝起きて会社を出るまでと、帰ってきてから寝るまでの動きをまとめた。具体的には、寝室で起きてまず洗面所に向かい顔を洗って…というように、家の中のどのスペースに移動してそこで何をするのかを表にした。

● 取り入れてほしい希望
 2人で料理しやすい広いキッチン、畳の部屋、アウトドアリビング、ダイニングとは別で食事がとれるカウンターなどを希望した。

● できたら取り入れてほしい希望
 大きな本棚、1人でパソコンが使える書斎っぽいスペースなどを希望した。



提案された間取り

これらの要望に対し、初回で提案された間取りを転記したものがこちら。どちらの会社も2階は普通に2部屋あるだけだったので省略。1枚目がスゴイデカイ社、2枚目がナチュラル社。



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スゴイデカイ社のプラン


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ナチュラル社のプラン



提案の流れ・見積

プランの提案のされ方だが、スゴイデカイ社は土地を見に行った帰り、ファミレスに入ってオオテさんが手書きしたものをもとに提案された。それに対してここをこうしたい、こっちはこうで…と気になった部分や要望を伝え、オオテさんがその場で修正して仕上げた。

ナチュラル社は土地を見に行った翌週、ナチュラル社のショールームで提案を受ける形になった。提案してくれたのはシゼンさんだったが、出された間取りは建築士によって作られたものだった。

各社からこの間取りを元に見積もりも提示された。スゴイデカイ社の方は住宅ローンの融資可能額をだいぶ下回る、余裕をもった総額。予算は申し分ない。その場であれこれ伝えて修正してもらったので間取りに関しても一応全ての希望が入った状態になった。初回の提案はここまでで、オオテさんがこれをもとにして設計担当にきちんと作成させますね、と言ったところで次回へ持ち越しになった。

ナチュラル社の見積は私のお願いした金額から百数十万ほど予算オーバーで、住宅ローンの融資可能額+自己資金として申告した金額の合計ギリギリ。この通り進めていったら確実に、しかも大幅に予算を超えるのが目に見えている。シゼンさんに予算を削りたいと相談すると、費用を一番大きく下げられるのは建築面積を小さくすることだ、と提案してもらった。そこで全体的なサイズダウンと、他にも以下のような要望を出し、日を改めてもう一度間取りと見積もりを作って見せてもらうことになった。

  • テレビコーナー不要。代わりに畳のスペースが欲しい。
  • キッチンは壁付けにしたい。
  • お風呂を広くしたい。
  • パントリーは部屋じゃなくても良い。大きめの棚があれば良い。
  • 吹き抜けをやめて2階リビングにしたい。



初提案を受けた感想

まずはもう一度、今度は横並びで間取りを貼ってみる。

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左がスゴイデカイ社、右がナチュラル社。

オオテさんから出されたプランを最初に見た時は正直、どこをどうしたら良くなるんだろう…というのが分からず悩んだ。駄目なわけじゃないけど、何かが圧倒的に足りていなかった。その何かが分からないまま、自分がこの間取りで朝晩どう動くかを想像して考え考え、どうにか折り合いをつけて修正を終わらせた感じ。

ナチュラル社の方は私たちが一番こだわりたいキッチンを主役に据えたレイアウトや、あまり見たことのないキッチンカウンターの付け方が見ていてとても楽しくて、要望やアイデアが次々と思い浮かんだ。だけどやっぱり少し高い。予算内に収まるのか、収めるために諦めなきゃいけない部分がたくさん出るんじゃないか。そんな不安が残った。

予算に余裕のあるスゴイデカイ社で目いっぱい我儘を叶えて間取りの物足りなさをカバーするか、元から魅力的なナチュラル社の間取りで費用を削りなんとか予算に折り合いをつけていくか。これまた悩ましい。悩ましいが、私はナチュラル社に心がかなり傾いていた。間取りの説得力というか、なんていうのか、…ときめき。そう、間取りを見た瞬間の、こんな家で暮らしたら…と想像したときに感じるときめきが全然違った。次の提案で改善要望が全く反映されていなかったり、見積金額が高いままだったりなど、よほどずれたものが出てこない限りはナチュラル社で決まりかな…。そう思った。たとえ要望とずれていたとしても、新たな間取りを見るのが楽しみになるくらいナチュラル社のプランには魅力があった。

とにかく次回だ。両社から再提案をもらったタイミングでできれば決めたい。suumoカウンターを訪れた日からそろそろ2か月経とうとしていた。この2か月の間、ほぼ毎週土日のどちらも家づくりがらみで出かけている。平日5日フルで働いてるので、ちゃんとした休みがどこにも無い。なかなかにしんどい日々を、もういい加減終わらせたかった。



初回の提案から数日後…

2社から初回の提案を受けた数日後。心待ちにしていたナチュラル社との打ち合わせ前日のことだった。この頃、まだまだ土地を決めきれていない私は他に良い土地が見つかるかもしれないと淡い期待を抱いて、日々不動産情報サイトで土地の検索を続けていた。最寄駅や駅からの距離、値段や広さなどの条件を指定し、表示された検索結果を上からなぞる。検索結果には両社から提案されている土地も表示されるので、新しい情報と一緒に検討するのが日課になっていた。

やっぱり大きな買い物だからだろう、毎日見てもほとんど変化がない。この日もいつもどおりに検索を終え、目ぼしい土地は無いなぁとがっかりしつつ画面を閉じようとしていた。そこでふと気付く。…あれ。ない。まさか。条件を絞ったり広げたりして何度も探すがやっぱりない。


ナチュラル社から紹介された土地が、不動産情報サイトから忽然と消えていた。


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↓目次はこちら

家づくり記録 目次① (1)~(10)1度目の検討
 家を作ろうと決めたきっかけから家づくりを1度諦めるまで。

家づくり記録 目次② (11)~(23)建築会社決定
 1度諦めた家づくりに再トライして建ててもらう会社を決めるまで。

家づくり記録 目次③ (24)~ 建築開始
 家を建ててもらう会社が決まり、土地の購入から建築工事の開始まで。