star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

2022年 私的5大ニュース

今年もまた怒涛の一年だった。

人生初の異動

実は今の会社に入るまで5年以上同じ会社に勤めたことがなかった。そんな私が今の会社に勤め続けてもうすぐ10年になろうとしている。大人になったなぁと思う。

去年の夏から平社員のまま班をまとめるような役割を仰せつかって必死にやっていたけれど、自分の未熟さゆえにどんどん体と心が削られていくような感覚に陥り、新しいことに手をつけたり考えたりすることがほとんどできなくなってしまっていた。退職という言葉が頭の中でちらつき始め、転職サイトを毎日見てはため息をつくような日々を過ごしていたところ、4月に突如としてグループ会社への出向という辞令が下りた。同じ部署に9年いたので突如でもなんでもなかったのだが、何年も異動願いを出し続けて聞き入れられなかった状態が続いていたので突如に感じた。

異動先は前部署に比べたら天国のような環境だった。他部署との調整ごとがほとんど無くて、業務量に余裕があって、一緒に働く人たちは親切で前向きに一生懸命仕事に取り組んでいて。久しぶりに仕事が楽しいと感じた。ありがたいことに、もうすぐ1年経とうとしている今も同じ気持ちで働けている。


文学フリマ参加

今年も5月、11月両方の文学フリマに参加できた。5月は初めて創作物を作った。先に書いたように、新しいことへの意欲が全くなくなってしまっていたので5月の参加は見送ってしまおうかと悩んだが、思い切って参加を決めてよかった。すごく難しかったけどなんとかやり切れたことが嬉しかった。11月はまっっっっったく売れなかった。今までで1番時間をかけずに作り、そして今までで1番売れない回となった。次に活かしたい。


キャンプ再開

コロナ禍に入ってからなかなか行けずにいたキャンプをようやく再開できた。近場のホームと言えるような場所にリハビリがてら1泊し、その数ヶ月後に長野で2泊した。長野の方はバスで行けると思っていたら予約した後でバスが平日限定の運行と気付きタクシーを利用する羽目になったり雨に降られたりしたが総じて楽しかった。帰りに善光寺まで寄れたし、長野、いいですね。またキャンプじゃない旅行でも行きたい。


新しいお友達

11月の文学フリマでは初めて隣接ブースというものを申し込んだ。Twitterで知り合った子に一緒に参加しない?と声を掛けて、2人で並んで出店したのだ。Twitter上で少しやりとりした程度で、実際に会ったのは私が初参加した文学フリマにお客さんとしてきてくれたのと、2回目の5月の文学フリマでも同じように出店した私の元へお客さんとして来てくれた、ほんの数分だけの出来事だったのに、よくもまぁ声を掛けたものだと思うし、よく参加すると決意してくれたなぁと有り難く思う。
文学フリマが終わってから2人で打ち上げをして、そこで初めてちゃんといろいろ話をしたわけだけれど、一回り以上歳が離れているのに全然そんな気がしなくて、話題に困って詰まるようなこともなく次から次に話したいこと、聞きたいことが湧き出てきて、なんだかもうそれはそれはとってもとっても楽しかった。
彼女の話を聞いて人に恵まれた子だなぁという印象を持ったが、なかなかどうして、私もだいぶ人に恵まれている。


父の逝去

noteにも書いたが、今年の頭に癌の再発が見つかり、夏頃から病状が悪化していた父が12月に息を引き取った。

note.com

半年前の入院したあたりから父に病院への用事や実家の用事を言いつけられ、ほぼ毎週片道2時間の道のりを行き来する生活が始まり、だいぶ大変だった。でもその大変だった日々は、もう終わってしまった。

今は人1人亡くなるというのはこんなにも面倒なことなのかという衝撃に打ちのめされる間もなく次から次に現れるタスクをヒィヒィとやっつけている。たぶんこれがもう少し続く。



今年1年を漢字で表すなら「経」だと思う。色んなことを経験して色んなことを知った。これを周りに還元できるような人でありたいと思う。