star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

家づくり記録(17)建築会社見学 前編(ウ社)

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【前回までのあらすじ】
住宅展示場に行った

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suumoカウンターに紹介された建築会社めぐりを始めた週末。初日は住宅展示場に初めて入り、ア社とイ社の2つを見て回った。明けて翌日。この日もウ社、エ社の2社との約束があった。今回は、それぞれの会社へお伺いすることになっていた。まず午前中に行ったのはウ社。ここは埼玉が本拠地の会社で、関東各地に店舗がある。建売、土地の仲介、注文住宅…と地域も事業も手広くやっている。さらに注文住宅の部門は木造建築の技術をメインに売り出す会社、自然素材の仕様をメインに売り出す会社、などいくつかに分かれて営業していて、とにかく大きい。中でも建売ではよく名前を聞くし、なんなら良くない評判を耳にしていたこともあって、正直あまり期待をしていなかった。

訪問したのはウ社専門の住宅展示場みたいな場所。最寄り駅から徒歩10分強で、家からは1時間くらい。着いてみると、ウ社だけのモデルハウスが建ち並ぶ立派なところだった。これだけでもウ社の規模の大きさが分かる。モデルハウスとは別に受付や打ち合わせができる建物があり、その中へ入って名前と予約時間を告げた。ホールに置かれたテーブルで待つように言われ、座って待つ。しばらくすると夫と同じくらいの年齢の男性があらわれた。ウウさんにする。爽やかで甘い感じの顔立ちをしていて、物腰の柔らかい人だった。名刺をいただき、さっそくウ社のモデルハウスを見学させてもらう。

ウ社のモデルハウスに近づくと、玄関横がタイルデッキでアウトドアリビングみたいな誂えになっているのが見えた。さらに進んで玄関に入ると自転車を壁掛けできるほど広く、ベンチが備えられている。奥の方には土間収納。広い玄関は気持ち良いし、そして土間もベンチもほしいと思っていたものだ。想像していた以上に感じがいい。靴を脱いで家に上がると、入ってすぐにリビング。天井は一般的な注文住宅より30cm高く、広さもおよそ25畳あるんですと教えてもらったが、なぜか少し狭く見えた。リビングに続いて小上がりの畳スペースがある。友人宅で見たような掘りごたつ式のカウンターがあった。キッチンはアイランドタイプでおしゃれ重視な感じ。

そして2階。階段を上がってすぐのところに作りつけのバーカウンターが1席分だけあって、横にミニ冷蔵庫が置かれていた。お、おう…。それから夫が見るのを楽しみにしていた露天風呂。ベランダのようなスペースで、周りをしっかり壁で囲んだところに浴槽がある。浴槽はなんとヒノキでできているそうだ。ゴージャス。

モデルハウスは全体的に、ア社のようなやれることを全部詰め込んでますパターンだった。感心するけど実際に採用はしにくそうな感じ。とは言え、雰囲気は良い。予想外の好印象だった。

一通り中を見せてもらってからお話を伺う。ウ社が1番推していたのは耐震性だった。独自の構造計算ソフトを開発していて、設計した間取りをこのソフトに入れて地震が起きた際の力のかかり方をシミュレーションするそうだ。そのシミュレーションで想定する揺れは2016年に起こった熊本の地震。これは震度7規模の地震が続けて2度起きたということで、当時、建築業界には大きな衝撃が走ったらしい。従来考えられていた耐震は、震度7を1回受けた時のダメージを想定したものだった。そのため、熊本の地震でも新しい建物は1度目の揺れでは無事なように見えた。ところが、実際には目に見えないところで歪みが生じていて、一見無事な建物に安心した人々が戻ったところを2度目の地震が襲い、耐えきれずに崩れた建物の下敷きになる被害が発生してしまったらしい。ウ社では同じような被害を起こさないために、独自ソフトで震度7の地震が続けて2度起きた場合の家への力のかかり方をチェックする。それで弱いと分かった部分に、これまた独自に開発した補強のための建築材を入れたり、間取りを変えたりして地震に強い家を作り上げる。一般的な木造2階建の住宅を建てる時、構造計算は法律上必須とはされていない。それなのにこんなソフトまで使って耐震性を確かめてもらえるのはとても心強かったし、他では聞かないウ社だけの魅力だった。また、ウ社は元々屋台売りだった先代社長が1代で築き上げた会社だそうで、今のこの会社の規模を考えるととてつもなくすごい話だなと思った。こういうエピソードもおもしろくて良い。

そして営業担当のウウさんもとても感じの良い人だった。話をじっくり聞いて、決して押し付けずに必要な情報を提案してくれる。さらに驚いたのは、私たちの希望を聞きながらざっと間取りのラフを書いてくれたことだった。こういうアプローチは初めてで新鮮だったし、話が通じやすくて良かった。

一通り会社の説明を聞き、こちらの希望をお伝えしたところで、土地探しについての話になった。ウ社は事業が細かく分かれていて、グループ内に仲介事業専門の会社があり、そこの会社から家の建築とは別で土地探しの担当者がついてくれるそうだ。家を建てるのは家を建てる専門が担当に付き、土地探しは土地探しの専門が担当に付く。これも大手だからこそできる手厚さで心強いなと思った。ウウさんからは、今回の希望を土地探しの担当に伝えて次回までに良さそうな土地を探してもらうので、その結果で気になるところがあれば見て回りましょう、と提案された。そして次回はせっかくなので別の地域にもう1つあるウ社専門の住宅展示場へお邪魔することになった。

お礼を言って、ウ社を後にする。案の定、どこかでゆっくり座ってごはんを食べる時間は取れなさそうだ。次のエ社との約束に向かって最初に降りた駅まで戻り、家とは逆方向の電車に乗った。途中の乗り換えでおにぎりを買って電車を待ちながら頬張った。立ち食い蕎麦屋で売られていたおにぎりで、かなりおいしくて元気が出た。

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↓目次はこちら

家づくり記録 目次① (1)~(10)1度目の検討
 家を作ろうと決めたきっかけから家づくりを1度諦めるまで。

家づくり記録 目次② (11)~(23)建築会社決定
 1度諦めた家づくりに再トライして建ててもらう会社を決めるまで。

家づくり記録 目次③ (24)~ 建築開始
 家を建ててもらう会社が決まり、土地の購入から建築工事の開始まで。