star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

家づくり記録(21)建築会社検討2巡目 土地対決 後編

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【前回までのあらすじ】
エ社あらためナチュラル社に紹介してもらった土地が気に入った。

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ナチュラル社で紹介してもらった土地をもう一度歩いてみたり間取りのプランを考えてもらったりしている合間を縫ってイ社あらためスゴイデカイ社の建築現場見学ツアーに参加した。当日はまずはじめにスゴイデカイ社のショールームで建築する建物の構造について説明があり、そこから現場に移動、という流れだった。現場ではヘルメットをかぶって建設中の建物の中に入らせてもらい、ここが風呂場になって、こっちは小上がりで…というふうに大工さんに説明してもらいながら建てたら壁で隠れてしまうような、普段見られない部分をたくさん見られてとてもおもしろかった。事前に説明されていたとおり構造計算で弱いと分かったところにはスゴイデカイ社オリジナルの特殊な金属の補強がつけられていて、ちゃんと建てているんですよということが分かったのも良かったし、建築現場がきちんと整理整頓されていてきれいだったのも安心材料の一つになった。

ツアーが終わってスゴイデカイ社まで戻り解散となったところで営業のイイさん改めオオテさんと顔をあわせ、昼休憩を挟んで午後にスゴイデカイ社のホールで待ち合わせして土地の提案を受けることとなった。スゴイデカイ社にもカフェが併設されていて、ツアーはここのカフェのランチ券付きだったので遠慮なくいただく。ベーグルサンドのセットでなかなかおいしかった。

午後になり、オオテさんとスゴイデカイ社のホールにある打ち合わせスペースに座った。いよいよオオテさんから土地の紹介だ。わくわくした。

オオテさんからはまず住宅ローンの事前審査の回答をもらった。2つの銀行に審査の申し込みを出していたが、どちらからの回答も同じ融資金額で、さらにそれはナチュラル社を通して他の銀行に聞いてもらった金額とぴったり同じだった。なるほど。他所で先に言われた金額から上がりも下がりもしなかったので感想は特になかった。

続いて土地情報。土地担当の方から受け取ったという資料を数枚渡してくれた。1つずつ丹念に見ていく。うーん。スゴイデカイ社独自の情報は無し。出された情報も今ひとつピンと来なかったがあえて選ぶならここかな…というのが1件だけ見つかった。オオテさんに伝えると、早速紹介元の不動産会社に連絡を取って詳しい住所を聞いてくれた。その場で3人それぞれにGoogleMapのストリートビューを開いて確認。日当たりはまあ、悪くなさそうかな。時間的にも距離的にもその場から現地を見に行くのは厳しかったので、翌週改めて土地担当の方も一緒に現地を見学する約束をした。

翌週。オオテさんと土地担当の方とは現地の最寄り駅で待ち合わせた。初めましてのご挨拶をした土地担当の方は私たちよりだいぶ若そうな感じ。土地担当なのでトッティーさんにしよう。トッティーさんから土地の情報がまとまった冊子型のファイルを受け取る。資料を読むと、地盤が強そうなエリアだった。最寄り駅はナチュラル社の土地と同じで、駅から現地まで徒歩15分と駅距離もナチュラル社の土地と変わらない。ただナチュラル社の土地とは駅を降りたら逆方向に向かうような位置関係にあった。

みんなで車に乗り、トッティーさんの運転で現地に向かう。車で通り過ぎる景色を眺める。道が狭いな。でも人通りはナチュラル社の方よりありそうだな。そんな感想をもった。

現地に到着。住宅街の中だ。隣の土地との境目はちゃんと境界線の鋲が打ってある。道路が真南にあって日当たりはかなり良さそう。スーパーは徒歩3分ほど先にある大きな道路を挟んで向こう側にあり、単純に距離だけ見れば徒歩5分程だが、信号まで歩いて信号を待って渡って…と実際には7~8分かかりそう。となると、買い物できるようなお店がすぐ近くにないのはナチュラル社の方と同じだ。さらに詳しく調べようと土地の周辺をぐるぐる見回る。真後ろの家が空き家らしくだいぶ荒れていた。しかも敷地の境目ぎりぎりに建っているので光が遮られて暗い。真後ろだけではなく、周辺全体の雰囲気が静かを通り越して廃墟というか、死んだ街というような感じだった。夫もあまりの静かさにちょっと躊躇っている様子。

私たちの微妙な空気を読み取ったらしいオオテさんが実はもうひとつ良さそうな土地を見つけてきたんです、とその場でトッティーさんを促し、トッティーさんが新しい資料を渡してきた。夫と覗き込む。そこは今いるエリアの最寄り駅からさらに2つほど奥の■駅に近い土地だった。一応、■駅も優先順位は低いが候補としているエリアではある。正方形で道路は南側。今見ている土地と似ている。ここまで来たしせっかくだから行ってみよう、ということになり、そこからまたトッティーさんに運転してもらって新しい土地へと向かった。

次の土地は周辺に人の住んでいる雰囲気がちゃんとあって少し安心した。道が狭いのはナチュラル社の土地と同じだが道路に接している幅が広く、正方形に近い形で使いやすそうだ。しかも、ここは徒歩3分の距離にスーパーがあった。あまり聞いたことない名前のお店だけど、それでも買い物できる場所が近いというのはかなり大きいポイントだった。

ふんふん、なるほどなるほど、と土地の中を歩き回っていたら向かい側の家からおじいさんが玄関ドアを開けてこっちをじっと見ていた。にこにこしながら会釈してみたが効果なし。ちょっと気になったが平日昼間はほとんど家にいないし、大人2人で住むのであまり近所付き合いを深めるつもりも無いからまぁいいかと気にしないことにして土地の確認に意識を戻す。ふと敷地内の端っこにマンホールのような蓋を見つけた。なんだこれ。もしかして…「これ井戸ですか?!」とオオテさん、トッティーさんに聞いてみる。蓋は雑草が生い茂っている中に埋もれるようにあり、この時まで誰も気づかなかった。えっという表情でオオテさんもトッティーさんも蓋を見た。あ、これは下水の管ですね。とオオテさんが安心したように教えてくれた。排水された水がここを通っていくものだ、と詳しい説明が続く。良かった。井戸は扱いが怖いのでできれば避けたかった。安心した。全体的に、先に見た土地よりはぜんぜんいいなと思った。

気が済むまで土地を見たところで駅まで歩いてみたい、とお願いした。いいですよ、ということでトッティーさんが付き添ってくれて駅まで歩くことになった。歩きながらトッティーさんと雑談。実は僕この辺に住んでたことがあるんですよ、と言う。そうなんですかーと返し、それは心強いなと思った。初めましての挨拶をしてからここまでの間、何を聞いても「〜じゃないですかね」というふんわりした答えばかり返ってくるのでこの人大丈夫かなと感じていたトッティーさんだが、このエリアに詳しそうだということで印象が少しだけ良くなった。駅までの道は平坦で広くて明るいところが多い。近くにはスーパーだけじゃなく名前を知ってるドラッグストアもあった。生活のしやすさは今まで見た土地の中で1番良さそうだ。きれいに舗装された通りを歩いていた時、トッティーさんがここはミカエル通りって言うんですよ。と教えてくれた。へぇ。なんかキリストに関係あるんですかね。ちょっと由来はわからないんですけどね。そうなんですかー。深くは追求せず面白い名前だなと思った。

特に迷うようなこともなく駅に到着。かかった時間は10分強だった。駅距離も今まで見た土地の中で1番近い。駅ではオオテさんが車で待ってくれていた。どうでしたか?とオオテさん。距離はぜんぜん問題なかったです。と答えてそれは良かった、とニコニコされた。他社さんはどうですか、土地は紹介されましたか。と聞かれたのでナチュラル社の土地のことを話した。大まかなことしか言わなかったがトッティーさんがその場でスマホを使って検索し秒で特定されてここですか?と聞かれ、隠すことでもないのでそうです、と答えた。この後、オオテさんから間取りプランの提案があり、いくつか希望を伝え、もう一度整えて提案しますということで次の予定を約束して解散した。


・・・
とりあえず候補とする土地は出揃った。それぞれの良いところをまとめてみる。

▼ナチュラル社
○最寄り駅が第1希望の駅
○近くに公園がある
○環境がいい
○安い
×駅まで徒歩15分で少し遠い
×駅までの道が暗い
×近くに買い物できるお店が無い

▼スゴイデカイ社
○駅から徒歩12分くらいで比較的近い
○徒歩3分の場所にスーパーがある
○駅までの道が広くてきれい
×最寄り駅が第2希望の駅
×周辺に公園などは無い
×ナチュラル社の土地に比べて高い(ただし建物価格含めて考えると大きな差は無い)

突き詰めると便利を取るか、環境を取るかという選択になりそうだ。悩ましい。

帰ってから2つめに見た土地を調べて気付いたが、トッティーさんが言っていたミカエル通りは実際には三日月町(みかづきちょう)通りという名前だった。『ミカ』しか合ってない。この辺に住んでいたというあのドヤ顔はいったいなんだったのか。

次回、間取りプラン対決に続く。


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家づくり記録 目次① (1)~(10)1度目の検討
 家を作ろうと決めたきっかけから家づくりを1度諦めるまで。

家づくり記録 目次② (11)~(23)建築会社決定
 1度諦めた家づくりに再トライして建ててもらう会社を決めるまで。

家づくり記録 目次③ (24)~ 建築開始
 家を建ててもらう会社が決まり、土地の購入から建築工事の開始まで。