またもやキャンプに行ってきた。今回はちょっと遠出して群馬の『くるみの森キャンプ場』というところに行った。
まずはキャンプ場について。
公共交通機関でのアクセス
渋谷からの草津行き高速バスで「北軽井沢」というところで降りるか、新幹線で軽井沢駅まで行って草津行きまたは北軽井沢行きの路線バスに乗り同じく「北軽井沢」で降りてそこから徒歩25分くらい。公式サイトには徒歩15分とあるが15分は走らないと無理だと思う。
バスに乗ってる時間は高速バスだと休憩挟みながら合計で3時間半くらい。軽井沢駅からの路線バスでも1時間くらいかかる。乗り換えの手間とか料金とか考えると高速バスの方が楽だと思う。どちらのバスでも星野リゾートの前を通るのだが、そこそこ渋滞するので覚悟を決めておいた方がいい。
また、キャンプ場までの道はほぼ下り坂になる。ということは帰りやキャンプ場からどこかへ向かう場合は上り坂をずっと歩くことになる。これは地味にきつかった。
買い物について
北軽井沢のバス停から歩いて5分くらいのところに野菜の直売所があり、さらに5分ほど歩くとセブンイレブンとローソンがある。キャンプ場からだと徒歩で30分〜40分かかる。バス停から各所までの道は上り坂で、先に書いたとおりキャンプ場からバス停までも上り坂のため、直売所もコンビニも行きはずっと上り坂になる。セブンイレブンのあたりから更に歩いて15分くらいで大きいスーパーもある。炭や薪まで売っててキャンプする人にはありがたい。だがこれも行きは上り坂。とにかくどこへ行くにも上り坂。車でキャンプに行くか、買い物は事前に済ますことをお勧めする。
また、今回私達は帰りに存在を知ったため利用できなかったが、キャンプ場から徒歩15分くらいのところに地域のコミュニティーセンターみたいな場所があり、そこでも種類は少ないが野菜を買うことができる。緊急とかちょっと買い足し程度ならここが一番おすすめ。
キャンプ場の設備や環境について
最高。最高の一言に尽きる。
炊事場はお湯こそ出ないもののシンクが広くて綺麗で使いやすく、トイレやシャワールームは外とは思えないほど、なんなら古いデパートよりよっぽど綺麗で清潔だった。周囲は森に囲まれていて、川の流れる音だけが響く。余計な照明を設置していないので星も思う存分眺めることができる。こんなに自然をしっかり感じられる静けさがあるのに、サイトは柔らかく水はけの良い芝生でとても使いやすかった。ちなみに虫はカミキリムシ、アリ、羽蟻、蚊、カナブンとそれなりにあちこちいる。まぁ当たり前の話なので問題なし。
天気が悪かったせいでもあると思うがやはり高地なので朝晩の気温はけっこう低い。半袖でNANGAのオーロラライト450(快適使用温度:0℃ / 下限温度:-5℃)に入って寝たが、何度か寒さで目を覚ました。真夏でも一枚羽織るものだけじゃなくプラスアルファを考えた方が良さそう。
初日は平日だったため、私達の他に予約が無く貸切状態だった。もう最高。ただただ最高。やっぱりキャンプはオフシーズンに限るなと思った。
周辺の遊び場について
北軽井沢のバス停から軽井沢駅行きの路線バスに乗って10分くらいで牧場やプリン専門店へ行ける。
プリン専門店 スイーツランベルセの詳細はこちら
お店は昭和の『お金持ちが建てた立派なおうち』という感じで造りがしっかりしていて大きかった。持ち帰りだけじゃなく中で食べることもできる。席数はテラスに2〜3席、店内に4〜5席くらいでそれほど多くはない。連休中でやってなかったが、普段はオムレツとか洋食のランチも食べられるらしい。
プリンは10種類くらいあって、さらにケーキも数種類とロールケーキまであった。ものすごい目移りする。夫と2人、迷いに迷ってチーズケーキ、ロールケーキ、フルーツプリン、一番オーソドックスなプリンを頼んだ。飲み物は一律料金でコーヒー、ジュース、ハーブティなどが用意された小さなドリンクバーになっている。
オーソドックスなプリンはものすごく濃厚でしっかりしていて美味しかった。フルーツプリンは上に乗ってるフルーツがどれもみずみずしくて甘くて美味しく、フルーツが乗った時のことを考えてプリンがちゃんと甘さ控えめに作られている。ロールケーキはふわふわで、チーズケーキはチーズが濃厚で、とにかく全部美味しかった。
プリンを楽しんだ後は浅間牧場に行った。
ふれあい広場にはウサギとヤギと羊とアルパカがいた。残念ながら馬はいなかった。
『放牧されている美牛が見られます!』という案内につられてノコノコと放牧場を目指したらほぼ登山で泣いた。
浅間牧場にはお土産やさんや、バーベキューレストランと普通のレストランもある。せっかくなので普通のレストランでお昼をいただいた。ガッツリ観光地価格だったけど味は良かった。
美味しそうなソフトクリームも売っていたがお腹いっぱいで断念した。
牧場からバスで帰ってきて北軽井沢の観光案内所で自転車を借りた。5台くらい鍵もかけずに観光案内所の前に置いてあり、無料で借りることができる。案内所の中の方に声をかけると「どうぞそのまま乗って行ってください」と言われた。ペダルを回すとギコギコ言う。ブレーキをかけると大音量で「キィィイィィイィィィ」と鳴る。
借りた自転車でスーパーを目指した。延々と続く上り坂で自転車をこぐ。ここで豆知識だが、登山後に上り坂を自転車で走ると歩くよりもつらい。夫に「なんでこんなトライアスロンみたいなことしなくちゃならないんだよ」と言われた。本当にその通りだと思った。キャンプから帰った翌日、私は疲れから発熱した。疲れから発熱って本当にあるんだと思った。もう二度と牛の放牧は見に行かないし自転車はレンタルしない。
スーパーではカップ麺の蓋が全部膨らんでいて驚いた。この辺りの標高の高さを感じた。100円で売ってた桃とスープの粉とマカロニとお酒とりんごジュースを買った。
スーパーからの帰り道でコンビニに寄ってパンを買い、最後に直売所も寄った。直売所で売っている野菜たちはどれもボリュームがすごくて手が出せなかった。
事前に調べた情報では、キャンプ場の近くにその場で焼いて食べさせてくれる釣り堀があったのだが、残念ながら私たちが行った日は営業してなかった。夏休みとか、確実にお客さんの来る期間限定のようだ。次は行けたらいいな。
次の話≫≫ キャンプレポ:ZEROGRAM INYO TIPI TENT(軽量ティピー型テント)の使用レポ - star_of_bba’s diary
★キャンプしながら周辺観光するのおもしろいですよ