star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

東京都内の中国語教室をいくつか比較して選んだ話・後編(体験レッスン)


前回↓の続き。

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少ないネットの情報を頼りに、候補を4つまで絞って体験レッスンをそれぞれ申し込んだ。申し込んだ結果、実際行ったのは3つになったが、それぞれの教室に問い合わせ~体験レッスンしたまでの様子と、最終的に選んだ教室について書く。※実名は伏せて書きますが、どこ?という個別のお問い合わせにはお答えするつもりです。






問い合わせ

候補を絞り込んだ後はそれぞれの教室に、ホームぺージからメールで体験レッスンを申し込んだ。申し込みのメールには毎回同じ内容を書いた。

↓↓↓
・中国語を一度も習ったことがない、全くの初心者であること
・レッスンは水曜日の夜を希望すること
↑↑↑

これに対して、では●日●時はどうでしょう、と返信をもらって日程を決めて、あとは実際指定された時間通りに行くだけ。どこもレスポンスはほぼ即時で早かった。教室によってはレッスン前に説明の時間があるから●分前に来てくれ、と言われることもあるので余裕をもって行ける時間を予約した方が良い。


A教室

費用:★★★★☆
通いやすさ:★☆☆☆☆
対応:★★☆☆☆
レッスンの内容:?????

唯一、知人の伝手で見つけた教室。知人が中国に赴任するという話を聞いて、中国語教室通いました?と聞いて教えてもらった。ネットの情報が頼りなかったので、知人の紹介は心強いなと思っていたのだが、場所が私の通勤経路からも自宅からもかなり遠いことがネックだった。それでも、HPを見るとしっかり習えそうな様子が伺えて良さそうだったので体験レッスンについてメールで問い合わせてみた。すると、水曜日の夜は生徒がおらず、他の曜日にしてもらうか、他に水曜夜の希望者が出てくるまで待ってほしいという返信が来た。体験レッスンの希望でメールしたのに、既に通い続ける前提で、しかもグループレッスンに決まってる様子であることと、体験レッスンの1日でもスケジュールが融通できないことに通いづらもあいまって、体験レッスンに行く前に候補から外してしまった。ただ、メールのやりとりで私がちょっとどうなのと感じた部分はお国柄の違いだと思う。場所が近ければここに決めていた可能性は高い。


B教室

費用:★★★☆☆
通いやすさ:★★★★★
対応:★★★★☆
レッスンの内容:★★★★☆

一番最初に体験レッスンに行ったところ。問い合わせも体験レッスンの予約も特に困ることなくスムーズだった。レッスン後に教室の説明をしますとのことで、予約時間前の到着などはお願いされなかった。

教室の場所は会社の最寄駅から乗り換えなしで行けて、駅からも近い。帰りは少し歩けば家まで乗り換えなしの電車に乗れる。

当日、ワクワクドキドキしながらホームページを頼りに教室まで向かう。迷うような距離では無かった。教室はごく普通の雑居ビルの一室。エレベーターを降りるとすぐ目の前に鉄製でグレーっぽい色のドアがあった。ドアの前に掛け札みたいなのが掛けられていてここが教室だ、と言うのははっきりわかるものの、きちんと閉められていて中の様子は目でも耳でも伺うことができない。いきなりガチャっと開けて良いのか少し迷う。迷うけど私は図々しいおばさんだから開ける。

入って正面にカウンターがあって、そこにいた白髪の女性と若い女性がにこやかにニィハオ〜!と迎え入れてくれてホッとした。ぎこちなくニイハオと返しながら勧められた椅子に座る。少し早く着いたので、白髪の女性が『当校の歴史』を説明してくれた。都内に複数教室があること、これまで十ウン年、無借金経営であることetc…

教室はカーペットが敷かれたワンフロアで、パーテーションに仕切られたスペースが4つあり、それぞれの入り口にはロールスクリーンがかけられていた。仕切りは天井まで届いていない。なので、音は全部筒抜け状態だったが響くことはなく、印象としては静かな空間だった。

時間になったので仕切りの中の1つへ入る。数分するとカウンターにいた若い女性が先生として来た。自己紹介してから私の名前をすらすらとホワイトボードに書いて、中国語でなんと読むのか教えてくれた。名乗らなくても名前を知っていてくれたのは好印象だった。

そこから怒涛の発音レッスン。基本的な発音を習った後は、怒涛の簡単な文章レッスン。つっかえつっかえ、たどたどしく先生の後に続けて声を出す。先生が言ったことをリピートするのはまだできたが、じゃぁ一人で言ってみて、と言われると途端に頭が真っ白になって目が白黒した。

目を白黒させたまま終了。終わってから料金や特典を説明してもらい、教室を後にした。普段使わない口まわりの筋肉を動かして、ほっぺや口の周辺が痛かった。レッスンはほぼ耳からの会話で、ぜんぜん覚えられないし大丈夫かな…と少し不安になった。


C教室

費用:★★★★☆
通いやすさ:★★☆☆☆
対応:★★★☆☆
レッスンの内容:★★★★☆

2番目に行った教室。私の通勤経路からは外れるが、大きな駅から徒歩5分ほどにあるので世間一般的に見たら通いやすい。

ここも事前の集合は無かった。前回で少し慣れたので、雑居ビルも閉ざされたドアも鼻歌交じりに突破。中に入るとこちらは受付が小さく、廊下沿いにドアで仕切られた部屋が3室くらい。最初に行った教室より、仕切りがしっかりしていて、各部屋にはドアもついていた。一番奥の部屋に案内されて入る。部屋の中は明るいし特に汚い印象は無かったのだが、おそらく空調の影響で何となくトイレのような下水のような臭いが漂っていた。イメージじゃなくて実際に空気が悪い感じがした。

しばらくすると、若い女性の先生が入ってきてレッスン開始。この先生は中国でも国語、つまり中国語を教えていたそうだ。日本に来る前は日本語がほとんど分からず、まぁでも多少は英語も使えるし行けばなんとかなるだろうと思って来日したらしい。すごい。実際、会話に全く支障は無かった。何とかなってた。

レッスンはここでも発音みっちり。会話練習はほとんどなくて、発音がメインだった。ただ先生が出した音を聞いて真似をするだけじゃなく、口、舌、喉の使い方、息の出し方などを日本語できちんと教えてくれて分かりやすかった。最初の教室でも日本語に無い音で、私が苦戦してる発音は同じように説明してくれたのだが、ここの教室ではほぼ全ての発音でやってくれて、レッスン中ほとんど発音しかできなかったけどその分前よりできた気がした。

終わった後はさらっとホームページに書いてあるようなことを説明されておしまい。あっさりしたものだった。


D教室

費用:★☆☆☆☆
通いやすさ:★★★☆☆
対応:★★★☆☆
レッスンの内容:★★★★☆

候補にした教室の中では一番大手。ホームページに載っている料金を見て、私の予算ではぜんぜんお話にならないと最初は諦めていたのだが、よく読んでみると私が見ていた料金は週2回のコースで、週1回のコースもあります!と書かれていた。具体的な金額は無かったが、週1回ならざっくりこの料金の半額で済むのでは?と淡い期待を持って問い合わせした。

体験レッスンの予約はすんなりできた。ここはレッスン開始前に説明があるから、ということでレッスンの30分前に来てくれと言われた。

場所は通勤経路の駅から徒歩5分くらい。ビルこそ雑居ビルだったものの、今まで行った教室の中で一番きれいで一番大きかった。ドアも壁もしっかりしていて、隣室の音を気にしなくて良さそうだった。

最初にアンケートを書かされた。どのくらいの期間習いたいか、予算は、週何日通うか、目的はなにか等々。それから教室長という女性の方がやってきて、アンケートをもとに色々ヒアリングされた後、学校の特徴などを説明してもらった。一通り話が終わり、女性は退室。代わりに入ってきたのはここに来て初めての男性講師。いよいよ体験レッスンが始まった。

ここでも名前は先に覚えられていて、ホワイトボードにすらすらと私の氏名が書かれた。基礎的な発音はそこそこで終わらせて、文章を読み上げて文法の説明をされた。大手らしくしっかりお勉強、という感じだった。

レッスン内容に大変満足したところで再度教室長登場。アンケートに書いて頂いた内容をもとに、あなたに最適のコースを作ってみました!と言われた。コースの内容と料金が書かれた紙を見せてもらうと、完全に予算オーバー。しかも、グループレッスンのコースだった。

うーん…ちょっと検討してみます、と答えてそこで終わりにしたかったのだが、どこが気になりますか?と繰り返し聞かれた。予算オーバーなので、と答えると、グループレッスンに入る前の予備レッスンは削れますよ、など、少しでも料金が低くなるような提案をしてもらえたが、正直それでも高い。さらに、グループレッスンは全く希望していなかったので、それが前提になってる時点でもうお互い歩み寄れる余地がない。予算が足りないです、できれば個人レッスンが希望なので、検討します、と、こちらも負けじと再三繰り返した。ではいつまでに決められますか?と聞かれて今週中には連絡します、と言ったらようやく開放してもらえた。すみません、連絡しませんでした。


結局どこにしたか

BかCでかなり迷ったが、Bにした。決め手は、私が今までやってきた語学の習い方だと、Cのように日本語で色々理屈を説明してもらう方が馴染みがあるのだが、Bのようにバンバン言葉を浴びせられた方が上達するよ、と友人にアドバイスしてもらい、せっかくなら自分の"今まで"に固執せずやってみようと思ったのが一つ。それと、Bは通勤経路上にあって通いやすそうなのが一つ。さらに、Bだけはこちらが鬱陶しく思わない程度、1〜2ヶ月に1回くらいの頻度でご状況どうですか?という感じのメールをくれていたのも大きかった。検討している時間が長くなっても気まずい思いをせず申し込めたし、ずっと忘れないでくれてるんだ、という丁寧な印象を受けた。

始めてからまだ2回しか通っていないが、とても楽しい。夜市で好きなものたくさん頼めるくらいペラペラになれるようにがんばるぞ。




★台湾の夜市、最高ですよ。 www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site