star_of_bba’s diary

甲状腺、卵巣と立て続けに手術したのち遊び歩いてます。

<家づくり体験談> 家づくりで必要な書類、用意するタイミング

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家づくりでは契約とか申し込みとか、大人っぽいイベントがたくさんある。そしてそのイベントにつきものなのが『必要書類』。

必要書類には役所で発行されるものが多い。しかも必要だと分かってから提出する締め切りまで短いことが多く、平日フルタイムで働いている私たちは役所へ行くための時間をやりくりするのがけっこう大変だった。どういうタイミングで何が必要だったか、私たちの場合をまとめてみた。
※会社によって必要な書類は変わるし、中には『○か月以内に発行されたもの』など発行期間を指定されることもあるのであまり早く揃えると無駄になってしまう恐れもある。この情報を参考にしつつ、ご自身の営業担当の人にもよーくよーく確認してほしい。





チェックシート

必要書類と用意するタイミングをチェックシートにしてまとめたのでよかったら使ってください。画像にカーソルをあわせると右端にポップアウトのアイコンが出てきます。それをクリックするとシートが別画面で開いて印刷やダウンロードができます。


↓シンプルバージョン


↓詳細バージョン


それぞれの書類の説明

家を探し始めたら
  • 源泉徴収票…いくらくらいまで住居費に充てられるのか、予算を考えるのに必要。一番新しいものからさかのぼって3年分くらいあると安心。
  • ねんきん定期便…資金計画でファイナンシャルプランナーに相談するときに必要。
  • 生命保険の契約内容がわかるもの…ねんきん定期便と同じで、資金計画の相談に必要。


土地を探し始めたら
  • 源泉徴収票…土地が見つかったら売買契約の前に住宅ローンの事前審査をする。その時に必要。
  • 住民票…世帯全員の分で個人番号省略したもの。住民票と同じく、住宅ローンの事前審査で必要。
  • 身分証明書…土地の買付申し込みや住宅ローンの事前審査で必要。運転免許証、健康保険証の2種類。運転免許証で本人確認して、健康保険証で勤務先を確認していると思われる。


土地の購入を申し込んだら
  • 源泉徴収票…住宅ローンの本申し込みで必要。事前審査で提出済みなので不要の場合もあるらしいが、一応あった方が安心。
  • 住民票…世帯全員の分で個人番号省略したもの。住宅ローンの本申し込みや土地の契約で必要。
  • 身分証明書…運転免許証、健康保険証の2種類。土地の契約と住宅ローンの本申し込みで必要。
  • 印鑑登録証明書…土地の契約、住宅ローンの本申し込みで必要。
  • 課税証明書…住宅ローンの本申し込みで必要。


土地を契約したら
  • 住民票…世帯全員の分で個人番号省略したもの。土地の登記の手続きに必要。
  • 身分証明書…運転免許証、健康保険証の2種類。つなぎ融資の金消契約で必要。
  • 印鑑登録証明書…つなぎ融資の金消契約で必要。
  • 銀行の届印、通帳のコピー…つなぎ融資の振込先。つなぎ融資の金消契約で必要。


引き渡し日が決まったら
  • 住民票…世帯全員の分で個人番号省略したもの。建物の登記の手続きに必要。
  • 身分証明書…運転免許証、健康保険証の2種類。住宅ローンの金消契約で必要。
  • 印鑑登録証明書…住宅ローンの金消契約で必要。
  • 銀行の届印、通帳のコピー…住宅ローンの融資の振込先と返済の引き落とし先の2つ必要(同じでも可)。住宅ローンの金消契約で必要。
  • 登記識別情報通知…土地の登記をしたときに受け取る書類。建物の登記にあわせて土地の登記情報も住所変更などをするのに必要。

※注意※
契約している会社によって、住宅ローンの金消契約には新しい家の住所の住民票と印鑑登録証明書が必要となる場合がある。新しい家の住所で用意する場合は、今住んでいるところの役所で転居の届けと印鑑登録の廃止をした後、新住所の役所で転入の届けと印鑑登録の手続きをしないと証明書ももらえないので時間がかかる。また、転居の手続きをした後は前の住所の住民票や印鑑登録証明書は一切もらえなくなってしまうので、念のため旧住所の住民票や印鑑登録証明書は多めにもらっておいた方が良い。住宅ローンの担当の人に新住所と旧住所、どちらが必要なのか、新住所のものが必要であればいつまでに用意すればよいのか、念入りに確認してほしい。


その他、家探しスタートにあわせて準備したほうがいいこと

印鑑登録をする

印鑑登録証明書をもらうためには先に印鑑登録の手続きが必要になる。印鑑登録証明書をもらいたい時に同時に登録手続きすることも可能だが、それなりに時間がかかってしまう。また、証明書を発行するだけなら支所や夜間/休日受付で対応してもらえる役所もあるので、事前に印鑑登録の手続きだけ済ませておくと慌てなくて済むと思う。


マイナンバーカードを作る

住民票や印鑑登録証明書をコンビニで発行できるようになるのですぐ必要!となった時にすごく便利。役所から送られてきたマイナンバーカードの交付申請書があればスマホ、パソコン、街中の証明写真撮影機、郵送で申請が可能。交付申請書が無い場合は郵送で申請が可能。申請方法は以下のサイトに載っている。


マイナンバーカード交付申請 – マイナンバーカード総合サイト



信用情報を調べる

住宅ローンの審査では、『信用情報』と呼ばれるクレジットカードなどの契約履歴が必ず照会される。今まで延滞したことなんか無いよ、という人でもリボ払いや分割払いを利用しているとそれらの残高によっては住宅ローンで融資できる金額に影響が出ることもある。ちなみにスマホを購入し、電話料金と一緒に機器の代金を支払っていたら信用情報には『分割の支払い』として残高が記録される。
住宅ローンを申し込む前に信用情報の内容が分かれば、万一何か記録があっても対策できるかもしれないので、自分の信用情報を先に調べておくことをお勧めする。

信用情報を記録している機関は全部で3つあり、全ての機関でネットから照会の申し込みができる。それぞれの機関で保有している情報が少しずつ違うので、調べる時は全部調べた方が良い。照会は以下のリンクから手続きできる。


情報開示とは|指定信用情報機関のCIC

信用情報の確認 |日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関

本人開示の手続き | 全国銀行個人信用情報センター | 一般社団法人 全国銀行協会





★こちらの目次に家づくりの記録や体験談の記事をまとめています★

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